2015年8月1日土曜日

猛暑日に練達室内オケによるニールセンとショスタコーヴィチ - 北爪道夫&アンサンブル・オレイユ

 今年最初の猛暑日、赤坂で観劇した後、初台で聴いたのはプロ並に安定した技量を持つアマの室内オケ、かなりマニアックな演目でどれも実演は初めてです。

8月1日(土) オペラシティ・リサイタルホール
 北爪道夫&アンサンブル・オレイユ ショスタコーヴィチ 室内Sym op.83a、ニールセン フェロー諸島への幻想の旅、Sym5番
 体育館風の空間にリサイタルホールに演者も聴者も椅子を並べただけの構成ゆえブラスの本数は推定、最初はニールセンの狂詩曲風序曲、Hr4,Tp2,Tb3か、Hrトップがいい響き、Tpトップが安定、続いてショスタコの弦楽四重奏曲をバルシャイが編曲した室内Sym、自分の知る(DSCHが連呼される)曲とは全く違って(どうやら5曲もあるらしい)やや大人しめ、ブラスはTp1,Hr2か。休憩を挟みニールセン5番、これすら実演は初めて、Hr4,Tp3,Tb3に加え女性チューバも、前半は楽譜上アドリブ指定もあるらしいスネヤの暴れっぷりが印象的、最後舞台裏へ退く趣向もあって、マーラー3番第1楽章再現部直前を想起、オケでは鮮やかなClソロを筆頭に木管が充実、あとTpトップの吹きっぷりよし。

 猛暑日の熱気の残る夕方を満喫すべく、帰り道は新宿までゆっくり歩きました。

 明日もアマオケ、金子建志指揮するマーラー6番です!

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