曇り時々小雨、気温は朝から夕方までずっと21-2度台と低め一定、ここ数日来の天候不順&低温って、もしかして秋雨? は、早い。
ここ数日は早めに帰って世界選手権、長距離ではディババの血に感心、一昨日は男子400mのレベルの高さに興奮、昨夜は女子400mのA.フェリックスの走りに感動。そして待望の走り幅跳びクリシナ登場! なのに放送は失敗ジャンプ1回のみ(涙)。
まあ、今夜の決勝ではたっぷり見られるし、と思いきや、サイトウキネンオケのマーラー5番の最安席を直前に安価入手、したため夜は松本でクリシナ見られず(ま、留守録で見ましたけど)。
ただ青春18切符を実家に置き忘れてきたため、最も安価な代替案は高速バス、でもそれだと交通費+チケット代のコストが予算の1万円超え(涙)、でもサイトウキネンのマーラーは滅多に聴けないし、と5年振りの松本詣で。
まず朝職場に寄ってから新宿へ、午後1時頃発、松本着は午後4時過ぎ、前回の松本詣でのキーワードは「吉敷竹史」「白線流し」だったので、今回は通常通りラーメン食べ歩き、事前にネット情報で4店をピックアップ。
午後の中休みや深夜営業の有無で訪問順序を決定、最初は鶏白湯、web情報では中休み無し、の筈なのに「昼営業終了、夜営業は5時から」との貼り紙(涙)。
付近をぶらぶら散歩してから5時10分前にスタンバイ、直後にキャスター付きトランクをガラガラ転がす旅行者風の若い女性も待ちに参加、えっ!そんな超有名店なの?
と思いきや、結局その後もお客さんが増えることなし、たまたま小泉さんが来ただけ?
次は味噌、2杯連続くらい余裕、と思ってましたが、トシのせいか、ややお腹一杯。
カロリーを消費すべく会場のキッセイ文化ホールへは徒歩で、2キロ程度と見積もっていたのに意外と遠く、雨も降り出して思ったより大変、後で調べたら駅から4キロ!
前回は市民芸術館だったため、文化会館は初訪問、席は2階席後方、前方には金子建志氏のお姿が、音響はほどほど、2階席は傾斜が急で観やすい反面階段も急、介助されて席に着く年配のお客さんも。
8月28日(金) キッセイ文化ホール
ファビオ・ルイージ&サイトウ・キネン・オーケストラ ハイドン Sym82番、マーラー Sym5番
コンミスに率いられた弦は通常配置、下プルトには在京オケコンマスの姿も、前半ハイドンは溌剌とした演奏、弦の響きは昔聴いた時と比べると絹のような肌触りが減じた気はしますが、キレよく澄んだ音がどこまでも伸びる高弦はやはりえも言われぬ美しさ、低弦は迫力は無い代わりどこまでも優美、後半マーラーではコンマスに交替、ブラスはHr6,Tp4,Tb3、その各パートに外人奏者2名ずつ、中でもHrのバボラークは惚れ惚れする上手さ、Tpトップ(ベルリンフィル首席の人?)も馬鹿ウマ、木管もトップは全てゲスト外人奏者、特にObが存在感たっぷり、第3楽章中盤、弦のピッツィカートを受けての極弱音ソロの表情など神技、管は馬なりでも見事な表情を作るので、ルイージは弦中心に指示、表情自体にアクは余り無く、ソフトな部分はよりソフトに、激しい部分はより激しく、とシンフォニックな音作り、ただテンポは結構動かしており、第3楽章のワルツなど動かし過ぎて合わなかったのもご愛嬌、そして第4楽章はやり過ぎな位に起伏たっぷり、弦の美音と相俟ってここが白眉か、1-2楽章、終楽章とブラスの鳴りはそれなりながら、全員バッチリ吹いているのでクリヤーでソノリティ高い響き、終楽章ラストは激しく追い込んでフィニッシュ、ほぼ満員の会場大興奮でした。
設立当初のコンセプトも薄れ、ただ上手いだけのオケになっちゃったかも、と懸念してましたが、やはり独特のサウンドの凄いオケでした。お正月の引越し公演で小澤がマーラーをやっていた頃と比べると、弦の潤いと統一感は少し落ちた気はしますが、管、特にブラスはより高性能になった気がします。
帰りも駅まで4km徒歩、途中3軒目の白醤油の店に寄り、駅前の24時間営業マックでブエルタをweb観戦しつつ、早朝4時台発のバスの時刻まで時間を潰し、4時過ぎに4軒目の創作系ラーメン店へ、あれっ? 閉まってます(涙)、朝5時まで営業となっていたのに…、やっぱネット情報はアテにならん。
明日もマーラー、アマオケで7番です!
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