ワルシャワ3日目、晴れ、朝は5度位まで冷え込みましたが午後は20度位まで上がった感じ。
基本観光には余り興味が無いのですが、時々海外に行くたんび「えっ!ベルリンフィル聴かなかったの?」「○○美術館行かなかったの?」とよく言われるため、今回は事前に少しだけ調査、ただオーケストラのシーズン開幕は来週かららしく、めぼしいオケ公演は無し。
代わりに守備範囲ではないながらその頃ほぼ連日国立劇場で演っていたオペラに行くことに、と言うのも、インターネットで席を選んでクリック購入、カード払いで即pdfでチケットがメール到着、自分でプリントアウト、と手続き簡単!
そして何より値段がバカ安、1階最前列の真ん中辺りなのに今夜のアイーダが3千円(99PLN)、明晩の蝶々夫人が2千円(66PLN)!
ホテルから歌劇場までは中央駅を挟んで約3km、歌劇場の少し向こうには世界遺産となっている古い街並み、この日は年に1度の公共交通機関全て無料デー!らしかったのですが、観光も兼ねて敢えてバスやトラムには乗らず歩くことに、5時にホテルを出て、途中(そこそこ有名らしい)公園を抜け、歌劇場を通り越して旧市街をぶらつき、暗くなってきた6時半頃に歌劇場へ。
まず建物が巨大、入ってみると中のホール自体は小じんまりとして音響はよさそう、そして何よりホール周りの付帯設備が広大、ギャラリーがあってちょっとした絵画展をやってるし、座って寛げる休憩スペースは無数にあるし、クロークだけでいくつあるの?って感じ、これでヨーロッパの歌劇場の中では小さい方だってんだから畏れ入ります。
休憩時、ロビーでは白のミニドレスの派遣モデルっぽい8頭身美人が4名、トリュフタイプのチョコを銀のお盆に載せて配ってます。念のため背広にネクタイ、で来ましたが、服装は色々で何でもいいみたい。
あと少し困ったのがトイレ、街中はどこでもトイレは分りやすいサインが出てたんですが、歌劇場は古い建物のせいか扉に金色マークで○(男子用)は△(女子用)が掲げられているだけ、他にも同じ形の扉はいくつもあるため、気付くのに時間が掛かりました。
9月22日(火) ポーランド国立歌劇場
Patrick Fournillier&ポーランド国立歌劇場 ヴェルディ アイーダ
狭いピットの最後列に弦バスが7本も、右手のVla第2列に美人奏者、木管は2-3管、Hr4,Tp2(時々3),Tb3のブラスは右側、凱旋の場では優に1mはあるアイーダTpが舞台両袖に2本ずつ加わり、舞台裏からはバンダの音も、指揮のフールニリエ?はやや熱血系、でも音は全体的にソフト、弦はそれ程音程がしっかりしてる訳ではないけれど響き柔らかく、ブラスも柔らかめ。ラダメスが東洋人(たぶん韓国)、両ヒロインともどもかなりの声量、ただ凱旋の場が終わった第3幕以降は展開が地味なので、何度も意識を失いました。個人的には前半のバレエで片乳ダンサーが拝めて満足(下世話で済みません)。
開演7時で終演が夜10時半、ワルシャワは「夜1人歩きしなければ安全」との情報でしたが「じゃ夜の1人歩きは危険なの?」と不安に思いつつも帰途も歩きで、大通りに出るまでしばらくは自分以外の通行人が視界にいない状況もありやや不安でしたが、大通りに出てからは人通りもそこそこあって不安無く戻れました。
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