2018年11月12日月曜日

アレクセーエフ&サンクトペテルブルクフィルの馬なりラフマニノフ2番

 朝試合に出て午後職場復帰、その後掲示板で安価GETに成功し、アレクセーエフ&サンクトペテルブルクフィルのラフ2に急遽参戦。

 本来はシェフのテミルカーノフが振る筈の公演で、このコンビのラフ2は数年前に聴いており、かつその時と比べて価格が倍近く(最安9000円!)になったため今回はスルー、の積りでした。ところが、テミルカーノフの直前キャンセルにより安価で手放す人が続出、テミルカーノフ以外の指揮で(旧)レニングラードフィルの音を聴いてみたい、という願望もあっての参戦、振るのは副芸術監督、アレクセーエフです。

11月12日(月) サントリーホール
 ニコライ・アレクセーエフ&サンクトペテルブルク・フィル シベリウス VnC、ラフマニノフ Sym2番
 オケはいつもと同じく対向配置で左方の弦バスの向かい側、右にブラスを固める布陣、前半シベリウスのソリストはテミルカーノフのお気に入り庄司紗矢香、アンコールにロシアでは有名な人形劇の音楽?を、観客は??でしたがオケメンバーには大ウケ、後半ラフマニノフはHr4,Tp3,Tb3、1人だけロータリーのTpトップがまずまずの吹きっぷり、ブラス全体でもテミルカーノフの時よりやや吹いていた感じ(知人によると1stVnが21人、弦バスが10人とテミルカーノフの時より多かったのでそれに合わせたのでは、とのこと)もあれど、サウンドとしてはほぼ同じ印象、初めて見るアレクセーエフは棒を使わず、時にテミルカーノフを思わせる手の動きも、ただ表現はテミルカーノフより粘りが少なめだったかも、第3楽章はやはり頂点前に少しカット有り、楽譜がそうなのかも、全体にはオケの地力で分厚いサウンドを満喫。アンコールは「くるみ割り」トレパークを半分オケ任せで奔放に。

 テニス仲間のテミルカーノフ大好き女史、彼の来日時は毎回全公演に参戦!(今回もこの後九州遠征)するんですが、今日は悲しげな表情でPブロック中央前方に座ってました(笑)。彼女によると、豊田でのラフ2、文京シビックでのチャイ5ではタクトを使っていたとのこと、曲により、気分により、指揮棒を使い分けるんでしょうか。

 どうやら本格的に風邪をひいた模様、突然襲う咳の発作に耐えるのがややシンドかったです。

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