2018年11月22日木曜日

メータ&バイエルン放響の豊麗マーラー1番花の章付き

 雨のち曇り、最高12度台と日中寒々、今季初めて昼休みの壁打ちで長パン着用。

 今日はP.ヤルヴィ&エストニア・フェスティバル管の先行発売だったことを失念、気が付いた午後には既に最安席SOLD OUT(涙)。

 夜はヤンソンス、改めメータ&バイエルン放響でマーラー1番。今年の上半期は海外オケ4団体(BBC響、NYP、IPO、hr響)によるマーラー5番対決、の筈がメータ&IPOのキャンセルにより3団体に、そのメータが今回ヤンソンスの代役で振ることになり、マーラー7番が1番に変更、奇しくもこの年末は3団体(バイエルン放響、ミュンヘンフィル、パリ管)によるマーラー1番対決と相成りました。

 ま、ミュンヘンフィルはバカ高(最安14000円!)ゆえ手が出ませんが(涙)。

 会場(芸劇)でヤルヴィ&エストニア・フェスティバル管の限定発売が!すわリベンジ!と並ぶも「D券売り切れ」と言われ、残券の席位置を見るとジャパンアーツの先行発売分と全く同じ、意味なーい。

11月22日(木) 芸術劇場
 ズービン・メータ&バイエルン放響 モーツァルト Sym41番、マーラー Sym1番
メータは杖を突き、介助者を伴っての入場(大丈夫?)、譜面台は使わず座っての指揮、弦は対向配置、前半モーツァルトはVn美しく伸びやか、木管は先日のNDRと違い自己主張してソロイスティック、特にObトップが抜群の存在感。後半マーラーはHr7,Tp4,Tb3(前回のアルプスSymもそうでしたが、アシを使わないポリシー?)、リハ不足かやや合わない部分があるのもご愛嬌、あと馬鹿ウマ(な筈)のTpトップが思いっきり第1楽章クライマックスで大事なパートを丸ごと落としてました(笑)。第1楽章リピート無し(賛成!)、そして何と花の章付き、そう言えばIPOの時もそうでした。メータは標準テンポで余り揺らさず粘らず、適度に歌います。Hrはトップが安定、全体では均質、楽譜通り起立した終楽章クライマックス始め要所で豪快、ブラス全体でもIPOの時よりやや鳴らしていて、弦もボリュームたっぷり、特に終楽章前半緩徐部の頂点など過去最大の音量、第1楽章結尾および終楽章は豊麗サウンド、アンコールは爆発ポルカ?ラストのパーカッションはホントに爆発。

 個人的注目終楽章ミュート早業着脱ファンファーレでは、何と全員ミュートを省略!楽そうです(笑)。

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