2012年5月3日木曜日

ラ・フォル・ジュルネ、ア・ラ・カルトその2

この春、関東では梅の開花がひと月近く遅れた割には桜の遅れは1週間程度、よって両者が並んで咲いている光景が見られました。ただ元より桜前線と梅前線?は速度が違うらしく、北海道では例年一緒に咲くとのこと、ただ今年はやはり梅の遅れがあるため、場所によっては桜が追い抜いて梅より先に咲いているそうです。

 今日は終日テニス、の筈でしたが昨夜からガンガンに雨、もう100ミリ近く降ったかも、朝の最低16度と高く、日中は20度台とほぼ平年、予報通り雨がやむ気配無く、終日コンサートに変更、真ん中にアマオケを挟んで前後にラ・フォル・ジュルネの無料イベントに行くことに。

 まず新丸ビル1階通路で聴いたのは南部やすかさん(Fl)、堀沙也香さん(Vc)、小口佳代さん(Cl)の変わった構成のトリオ、うち南部&掘のコンビは昨年もこの音楽祭で聴いてます。

 白鳥、くるみ割り人形、チャルダーシュなどスタンダードを楽しく演奏、また演奏曲目にあったカッチーニ「アヴェ・マリア」が本人作ではなくてごく最近(1970年頃)にロシア人作曲家の手になるものだとか、よって音楽祭のテーマ"ロシア"にぴったり?

 続いてオアゾ「○○広場」に移動し聴いたのは塩月彩華さんのピアノ、時間が少し重なっていて途中から、よって遠方からの鑑賞、白いドレスを身にまとい、ラフマニノフやチャイコフスキーなどを披露してくれました。

 そこからダッシュで荻窪へ、聴いたのは青山フィル、という高校生オケ、しかもメインは珍しくもハチャトゥリャンの2番、この感想は次の記事で改めて。

 上記アマオケが終わるとまたダッシュで丸の内へとんぼ返り、丸ビル1階「MARUCUBE」で小林美樹さんのVnが始まってしまっており、これも黒山の人だかりで遠方からの鑑賞、ワーグナーのレア曲など選曲がマニアックでした。奏者が見えないので3階ベランダまで上がり、双眼鏡で鑑賞、ピアノ伴奏の小林有沙さんが綺麗でした。

 その後空いた同会場で座って聴けたのが、伊賀あゆみさんと山口雅敏さんのピアノ連弾、剣の舞やくるみ割り人形などを、曲によっては金田あゆ子さん、森田真希さんお二人のバレエ付き、という贅沢な趣向で愉しませてくれ、"花のワルツ"ではおもちゃのピアノまで登場してました。

 今日1日でくるみ割りを3度聴いた気がします。

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