フジ「サイレーン」の菜々緒の怪演を見て、日本版をキャスティングするならマロリーは彼女かも、と感じました。
休みを取って夜行バスでスポット帰省、よく晴れた小松は朝っぱらからジェット機の轟音が凄く、F104を思い出すほど。
先祖代々の墓の隣に子供時代ずっと一緒に暮らしていた猫の墓があり、その前に置いてある一輪挿し、水と花を替えるべくひっくり返すと、中から茶色くて大きなアマガエルがボトッ!(色は多分保護色、陶器と同色なので。)
この一輪挿し、高さは30cm以上ありますが、下部の太い部分でも直径7-8cm程度、そして上部20cmは直径1-2cmの細口になっており、こんな中でどうやって生活する積りだったのか、とか、そもそも自力で出られるのか、と言うか、井伏鱒二かっ!
あと実家の仏間では絨毯の上で堂々とヤモリが歩いてました、家の周辺ではよく見るけど、座敷の真ん中で見たのは初めてかも。
そんな帰省の頃に読んだ本がこれ、秋の課題図書、マロリーシリーズの第3作です。
死のオブジェ キャロル・オコンネル
マロリーが挑むのは死体を現代アートとして装飾したかの如き殺人、それが12年前義父が捜査した同種の猟奇的事件と繋がります。相変わらず奇矯な登場人物多く、読了してみると本格ミステリー的に面白い謎だったのにプレゼンの仕方が勿体無い感あり、一方サイドストーリーは深化、マロリー自身に関する謎が小出しにされると共に、信奉者チャールズとの関係など最早恋愛小説?
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