ま、第3戦まで行っただけで上出来でしょう。
爽やかな秋晴れ、朝職場に出て、午後は横浜まで遠征して講義、帰り道にサントリーに寄ってP.ヤルヴィ&N響に参戦、奇特な知人からの頂き物、しかも2階センター通路より前、と滅多に座れないVIP席!
ヤルヴィ家の長男、パーヴォの指揮は以前に東フィルとの英雄の生涯、ここ7-8年ではフランクフルト放響とのマーラー(9番、5番)やブルックナー、シンシナティ響とのラフマニノフ、パリ管との幻想やプロコフィエフなど聴いてますが、N響とのコンビで聴くのは初めて(たぶん)。
オールR.シュトラウスプロ、ただ好きなR.シュトラウスとは言え、前半のドン・キホーテは苦手科目、実演もメータ&VPOの1度(←これも知人の奢り)しか記憶にありません。
10月14日(水) サントリーホール
パーヴォ・ヤルヴィ&N響 R.シュトラウス ドン・キホーテ、ティル、ばらの騎士
前半ドン・キホーテではバスクラの隣にユーホ、その後ろにHrが6人並び、右奥にTp3,Tb3、弦はがっつり対向配置、序盤はN響にしてはVla,2ndVnが不安定、弦は全体でも余り鳴ってない印象、逆にブラスはちょっと前より安定、ソリストは大柄でピッツィカートの音もデカかったトルルス・モルク、この曲は自分にはやはり長かったのでアンコールが無くてホッ。
後半ティルはHr8(!),Tp4,Tb3、Hrソロはそれなり、パーヴォの指揮は緩急自在、ただ速い部分はかなり速く、やや付ききれない印象、キレよいサウンドながらスケール感はぼちぼち、続くばらの騎士は(伝)ロジンスキーの組曲版、Hrが4本に(残念!)、Tpが3本に減少、ここでも緩急や強弱の切り替え多く、その分流れが悪くなって瀟洒さに欠ける印象、かと言って響きもそれほど豊満でもなく、ダイナミックさもぼちぼち、この曲に関してはややいじり過ぎの感。
トータルではN響にしては響きの厚さが感じられませんでしたが、それがパーヴォのクリア系サウンドなのか、慣れないVIP席位置のせいなのかは不明。
調べてみるとティルのデフォルト編成はHr4,Tp3,Tb3ながら、任意でHrは8本、Tpは6本まで増強可、それらのパートの譜面もちゃんとあることを知ってびっくり、そこまで本数揃えた演奏、余り見た記憶無いかも。
深夜帰宅してマスカッツナイトを、いや、読響シンフォニックライブを視ようとTVを点けたら、MXの冠番組が無くなったスパガがテレ東で新番組を貰っており、そこでショスタコ8番第3楽章をもろパクったBGMが掛かっていてビックリ!
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