アウローラ管の"白鳥の湖"を泣く泣く諦め、滅多に乗らない南武線を駆使して国立の第9へ。
昨年逃したこともあり、今回は余裕を持って行動したせいか開演20分前に会場入り、なのにパンフ既に無し(涙)、どうやら2-30人以上来ることを想定していないらしい。
1月10日(日) 一橋大学兼松講堂
齊藤栄一指揮国立マーラー楽友協会管 マーラー Sym9番
例年よりOBが少なくほぼ学生の印象、鐘は金属板使用、ブラスは女性多くHr6本中4名、Tp5本中4名、Tb3本中2名が女子、Hrは終楽章のみアシもソロ分担、印象的だったのはCl群のベルアップの激しさで、時には上方約60度!30度程度なら時々見ますが45度以上のベルアップを見たのは初めてかも。逆に常に下向き約30度を維持していたTpトップを筆頭にブラスは全体に大人しめ、一方例年通り2ndVnとVlaが入れ替わる対向配置の弦はVnなど各7-8プルトと本数多く、弦バスはゴリゴリ迫力、全体にエッジが効いて伸びと厚みがあり、よく鳴っていた前々回以上にいい鳴りだったかも、齋藤氏の棒は丁寧で時にやや遅め、第3楽章ラストの追い込みも昔より大人しめの感、ただ終楽章コーダ開始前後のVcソロが妙に速かったのが独特、最後の1音が消えた後の黙祷は10秒程度。
ブラスにしか興味の無い自分でも、やはり9番は弦が安定していると聴き応えがあります。
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