2019年2月9日土曜日

ロット1番初体験 - 川賢&神奈フィル

 朝からの雪で午前の練習は中止、家を出た時は屋根や芝生に積もっている程度ながら、日中ほぼマイナス気温なのでもっと積もるかも。

 本日は珍しくもハンス・ロットの1番(マーラーが堂々とパクったあの"エデンの東"交響曲!)が神奈フィル、N響と2団体で競演、好きな人には祭り状態です。

 とは言え、自分的には「2000円は出せないな」と思っていたら、どちらも事前入手出来ず、御徒町でラーメンを食べ、降りしきる雪を見ながら出した結論は:

・まず神奈フィルに後半からの半額券1500円で潜入
・苦手NHKホールのN響はパスし、同じ1500円で小劇場の「サロメ」(会場が横浜!)へ

 みなとみらいへ向かう京浜東北線では赤い女神に遭遇!

 読み通り最安席に余りあり、もぎり前で会った知人に「藤村美穂子は聴かなきゃダメでしょ」と非難を浴びつつ、後半からの参戦でロット初実演へGO!

2月9日(土) みなとみらいホール
 川瀬賢太郎&神奈川フィル ハンス・ロット Sym1番
基本2管編成でHr7,Tp4,Tb3、第1楽章はナイーブな曲想、第2楽章ラストはかなりのロングトーン、マーラーがパクった第3楽章はマーラーの1番第2楽章と比べて構成が複雑、終楽章はブルックナー5番を思わせる楽想、その冒頭のソロなど女性Hrトップは難所を何とかクリヤ、ただHrは終楽章それ以降もかなりシンドそう、Tpは1stがアシと分業してまずまずの吹きっぷり、ながら最後は息切れ、生で聴くとかなりブラスに過酷な曲、しかもラスト1音がffじゃなくて弱音なのもキビシイ。

 会場の雰囲気は「よく最後までやり切った」とアマオケ的な反応に感じました、プロはそれじゃアカンと思うけど。

 まだ雪が降る中、みなとみらいから県民ホールの方角へ歩き、日本大通り駅近くのギャラリーで「サロメ」観劇、それは、また次の記事で。

 その後の帰り道はずっと"エデンの東"鼻歌状態(笑)、家に戻って留守録でN響のFM生中継を視聴、終楽章はN響の方がずっと余裕があり、響きも豊満に感じました。ま、生とFM中継では同列に比較は出来ませんが。

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