2019年2月20日水曜日

チョン&東フィルのマーラー9番

 朝は濃霧、のち曇り時々晴れ、昼過ぎに今季最高17.1度と春の陽気、それで花粉が急増したか鼻がムズムズ、乳酸菌ドーピングが効いてるからこの程度で済んでるのかも。

 このところ「毎日晴れ」の冬の天気から、「ひと雨ごとに暖かく」の春パターンに移行中。

 日曜に捻挫した左足首、腫れは少し引いて痛み軽減し、階段降りる時に痛い程度、びっこも軽めに。

 先日芸劇公演(マーラー5番)では敗れ去ったインバル&ベルリン・コンツェルトハウス管の最安席、本日トリフォニー公演(マーラー1番)を先行販売で余裕GET、こっちの方が高い(8000円)から?しかし、何でまた前回と同じ1番と5番なの?

 夜は東京に出てチョン&東フィルのマーラー9番、このコンビのマーラーは3番4番1番(2010)、1番(2015)5番と聴いてますが、悪くは無いけれどチョンの意図を再現しきれてない感もあり。

 また9番は以前ダスビと重なって諦めた経験があり、その数年後N響とのコンビでリベンジはしてますが、鬼門NHKホールゆえノーカウント、10数年越し真のリベンジです。

2月20日(水) オペラシティ
 チョン・ミュンフン&東フィル マーラー Sym9番
Hr5,Tp3,Tb不明(3階Rからは見えず)、譜面台を使わないチョンはほぼ標準テンポ、第1楽章終盤ソロで少しアシと分業したのが珍しいHrトップが朴訥系で堅実、Hrは全体でも豪快で本日のMVP、今一つだった第3楽章弱音ソロを除けばTpトップも見事な吹きっぷり、第2楽章速い部分でのHrの合いの手が強烈、終段でFgが1小節ずれたのはご愛嬌、第3楽章は最初から飛ばして激しく、ラストはアッチェレの後スローダウンして独特、終楽章は冒頭の下降音型で余りディミヌエンドせず突入、弦は2ndVn、Vlaが頑張って分厚い響き、前半クライマックスでテンポをオンオフしたのがやや個性的、後半クライマックスも弦管共にまずまずの鳴り、コーダ入りのチェロソロの後、チェロ全体での極端な弱音が印象的、その後は比較的淡々と終結し、黙祷は約10秒。

 近年の東フィルでは出色の充実した響きだった印象、月3回公演が機能しているのか。帰り道は雨。

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