2012年12月25日火曜日

スウェーデン発、世紀の3部作、その3 - スティーグ・ラーソン「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」

 あーあ、福留まで獲っちゃった…、西岡の場合は鳥谷がFAで去る懸念があったからいいとして、そうならなかった今、こんな巨人みたいな大型補強ばかりしてちゃ、育つ若手も育ちません(涙)、日ハムあたりを見習って欲しいところ。

 今夜からフジで5夜連続放送する(らしい)webTVドラマ「シニカレ」、 野島伸司脚本で桐谷美玲や本田翼が出ていて個人的注目、ですが「花のズボラ飯」「ガールズトーク」とかぶってるのが悩ましいところ。

 がっつり冬晴れ、冷え込み厳しく朝のマイナス5.5度は今季最低、日中の最高も4日連続しての7度台、まさにクリスマス寒波です。今頭上では木星とお月さんがランデブー。

 昨日のXmasケーキ三昧と宴会が祟ったか、体重は減るどころか更に1kg増加して人生最高値に到達(涙)、お正月の帰省で太るのは間違いないので、年末までは厳戒ダイエットモード突入、取り敢えず今日は朝晩のシリアル2食のみ、昼抜きです。

 先日、マジック種明かし系の特番を観ていて、1番興味があった超能力破りのネタはすぐ判る期待外れのものだった反面、怪しげだった「タイタニックの沈没は陰謀、しかもタイタニックは沈んでない」説(BBC発とのこと)には驚愕! ま、あれだけ傍証があるなら、とっくに小説か何かで使われていそうなので、知らなかったのは自分だけかも。

 本日は昨日読了した、年内の懸案「ミレニアム」3部作の最終話です。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 スティーグ・ラーソン
 一命を取り留めたリスベットを巡り、彼女に巻き込むことになった大元の陰謀をもみ消す側とそれを暴く側の丁々発止の争いが繰り広げられ、今回はスパイ物と法廷物のテイストまで加わり、最後にはボーナストラックも。ほぼリアルタイムで両サイドの進行が描かれるスタイルは、片方を隠せばディーヴァーの如く大小のサプライズを演出出来るのに、と勿体無さを感じる反面、安心して予定調和的な興奮を味わえるよさもある点も否めません。未回収の伏線もあるにせよ、著者急逝により続きが読めない今、本作でかなりの大団円となっていて良かったです。

 3作通して読み、キャラクター造形の巧みさは別として、この3部作の最大の魅力はミステリーの諸要素をそれこそコングロマリット的に盛り込んでいる点であることが判りました。

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