2012年12月8日土曜日

デュトワ&N響のローマ3部作


 いやあ、昨夜の地震、停電こそありませんでしたがエレベーターは軒並み停止、夜に職場(6階)から自宅(8階)まで2往復して洗濯する予定でしたが、階段何度も上り下りするのがダルくてやめました。

 朝はマイナス1度台と連日のマイナス気温、その零下の時間帯に家を出て東京に行き午前中はなごなごテニス、気温は上がって最高14度弱と高めだった午後と夜はコンサートのハシゴでした。

 まずはデュトワ&N響のロ-マ3部作、大好物ではありますが会場は苦手なNHKホール、行って良かったと思ったことはまずありません。実のところ、同時間帯のハーディング&新日のショスタコ10番が第1候補、予算2000円で探してダメならN響は当日券で、と思ってました。

 しかしハーディングはヤフオクで最も惜しかった時でも2300円と全て敗北、ただやはりヤフオクで同日のN響自由席が安く出ていて、こっちは上限900円で入札、結果1000円ちょっとまで上がってまた敗北、ま、元より当日券だし。

 と思っていたら、忘れた頃に「繰り上がり落札」のお知らせが!この種の詐欺メールなら何度も貰ってますが、本当の繰り上がり当選は初めての経験です。

 前日の(地震緊急放送ででボロボロになった)FM生中継からアッピアのバンダが右上方のオルガン席との情報を得ていたので、3階自由席L側の張り出しちょっと手前に陣取りました。

12月8日(土) NHKホール
 シャルル・デュトワ指揮N響 ベルリオーズ ローマの謝肉祭、リスト PC2番、レスピーギ ローマの祭り、ローマの噴水、ローマの松
 デュトワは前もそうでしたが、最初のベルリオーズでは長く輝かしいラスト1音が鮮やか。続くリストPCは珍しい2番、(済みません、半分意識失ってましたが)ソリストのルイ・ロルティはかなり禿げてました。後半はお目当てレスピーギ、デュトワは3曲続けて演奏する趣向で、舞台転換が無いためTp5、Hr5と余裕を持った編成、Tpトップは短いものと2本使用(使い分け方は不明)。まずは祭から、読み通り右上方のオルガン席だったバンダはTp3本でややソフトな吹きっぷり、全体でもメリハリ系の音作りでチルチェンセス、主顕祭共に爆発度はほどほど(外野席ゆえ推定)、弦はVnが3階にもかなり届いていたので鳴りはよかったのでは(これも推定)、あと十月祭での弱音Hrソロがなかなか、デュトワは指揮台を降りず軽い拍手を経てすぐ噴水、トレヴィでの迫力もぼちぼち、そして最後の松、カタコンブでの舞台裏ソロだったTp奏者も加わるバンダ(オルガン席)はTp2、ワーグナーチューバ2、Tb2と変わった編成、本隊含めアッピアでの迫力はこれまたまずまず(推定)、やはりNHKホールでいい思いした試し無し。

 前半に協奏曲があって、後半に3部作を全て、とかなり重いプロと思えたのに開演から2時間以内で終わって驚き、余った時間は渋谷で新規ラーメン店を開拓して、みなとみらいへ、ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管です。が、この続きは次の記事で。

0 件のコメント:

コメントを投稿