2012年12月11日火曜日

シモノフ&モスクワフィルのチャイコフスキー5番+ぼちぼちアンコール4連発

 試合スコシバされ、10時半頃には暇になったんですが、夜はコンサートがあり、電車賃節約のため当初都心でぶらぶら過ごす予定、でしたが、何となく家のコタツを切り忘れた気がして不安になり昼過ぎに茨城復帰、冬晴れの日中は最高11度台とやや低め、それでもここ数日寒かったせいかポカポカ感あり。

 で、勿論コタツは大丈夫、と言うか気になった時は100%消していて、逆に気にすらしなかった時には帰宅時に点けっぱなしになっているのを発見して驚く、というパターン。

 その後職場に1時間程寄ってから改めて出陣して聴いたのは、先日のアンコール、特に豪壮華麗な「くるみ割り」パ・ド・ドゥが凄かったシモノフ&モスクワフィル、オールチャイコプロの松戸公演のS席がe+から直前値引き販売4000円で出ていて、テミルカノフ&旧レニングラードフィルをも凌ぐパ・ド・ドゥをもう1度!と急遽参戦することに。

 開演1時間前から先着順でチケット交換、と書かれていたため、どうせ仕事は休みだし、と1時間10分前に会場入りして1番乗り!なのに予め決まった席を渡され「話ちゃうやろ!」とがっかり、しかも1階舞台そば端っこ、と自分の最も苦手な席位置で2度がっかり、これなら最安席の方がマシ、申し訳ありませんが後半はガラガラだった2階に移動させていただきました。

12月11日(火) 松戸・森のホール21
 ユーリ・シモノフ指揮モスクワ・フィル チャイコフスキー ロミオとジュリエット、VnC、Sym5番
 最初のロミジュリは期待より激しさが足りない印象、席位置のせいかも、あとステージ間近で聴くとこのオケの味でもあるピッチや縦の線の大らかさがより耳についてしまいます。続くVn協は先日と同じなので省略、ただアンコールは増えて2曲、指くるくる系無窮動風のバッハ?とディエス・イレをモチーフとしたイザイ、後者は先日と同じか。
 そして後半は2階席に潜入しての5番、初めてこのコンビを聴いた際に前プロでやった同曲の明らかにセーブした演奏よりずっと力が入っていて、全体にブラスの鳴りもよく、木管や5本のHrなど時にバランス無視の吹きっぷり、ヴィブラート多めのHrトップが通常優美に吹くソロを終始朗々と吹いた第3楽章では弦の鳴りよくTpもベタ吹き、Tpが4本もいて倍管?と思ったら3、4本目は終楽章まで出番無し、その分終楽章は朗々と吹き、コーダ最後のファンファーレではTpトップがまたもピッコロっぽい短い管に持ち替えて、同曲史上最高(と言っても10回位しか聴いたことありませんけど)のブラスの鳴りで、ロシアンブラス度7-80%。
 5番が終わるやいなや何名もの団員がぞろぞろ合流してアンコールやる気満々、まずはびっくりシベリウス「悲しきワルツ」を弦たっぷり系で、続く2曲、ソロVnフィーチャーのグラズノフとソロVcフィーチャーのチャイコフスキーは先日と同じ、で最後はお待ちかねパ・ド・ドゥ、と思ったらさにあらず、またもグラズノフ「ライモンダ」から、ブラスも活躍する激しめの舞曲だったので、それはそれで悪くないんですが、桁外れのパ・ド・ドゥを期待していた身にはガッカリ、とは言え、この1週間ほぼ毎日の演奏なのに、4曲アンコールをやるサービス精神には頭が下がります、終演は約3時間後。

 チケット交換から開演までの1時間、滅多に降りない新八柱の駅ゆえ、近所の注目ラーメン店を訪問、先日のこともあるのでニンニク投入は我慢、それでも臭かったかも(笑)。

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