2012年12月1日土曜日

ショスタコものいはざれど、下おのづから - 高井優希&成蹊大管 フィンランディア、ショスタコーヴィチ5番

 むむむ、つい先日部屋の温度が15度を割ったと思ったのに、今やここ数日は12度前後にまで下がっており、10度割れも目前(涙)、ま、コタツ導入したから問題は無いんですが。

 東京に出て午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日、早朝外に出た時は暖かめ、しかも小雨が!「晴れるけれど寒い」って予報、両方外れてるじゃん!

 東京に着くと雨は上がっており、練習は予定通りスタート、ただ11時半頃また降ってきて待機、小1時間しても上がらずそのまま中止に(涙)。

 昼以降に関しては「寒い」という予報のみ当たっており、(地元で言えば)朝9-10時に8度あった気温が日中どんどん下がって午後はずっと5度未満、練習時はまだ半袖短パンで、その恰好にダウンを羽織った状態で1時間待機していたら凍えました(風邪をひいたことが翌朝判明)。

 午後のコンサートは4時開始とやや遅め、後楽園駅近くに新規開店したとんこつラーメンを訪問後、まだ30分程時間があり、後楽園駅地下のマック前で買い物もせず無線に繋いでいると後輩に遭遇!してちょっと動揺、ここでバイトしてるとのこと。

 で聴いたのは成蹊大のオケ、パンフを読んで成蹊の名が「史記」の「桃李言はざれど下自蹊を成す」から採られていると初めて知りました(って一再ならず書いているかも)。

12月1日(土) 文京シビック
 高井優希指揮成蹊大学管弦楽団 シベリウス フィンランディア、チャイコフスキー くるみ割り人形、ショスタコーヴィチ Sym5番
 成蹊の創立100周年記念演奏会とのことで、最初にまず校歌、続くフィンランディアではブラスがまずまずの鳴り、ラスト1音の最後に弦だけ残すのもシベリウスっぽく、次のくるみ割りはチャイコ自身による組曲版で可愛い曲が中心。後半のショスタコーヴィチ、やや高井氏の棒は遅めのテンポベースに旋律のタメやテンポの揺れがふんだんに、オケは美音のコンマス率いるVnが2nd含めいい響きで、細かい表情と激しい盛り上がりの第3楽章が白眉、また終楽章は前半かなりスローに始まって徐々に徐々にアッチェレしてゆき、コーダもかなり遅めで最後の1音で更に遅く、と最近珍しいタイプ、ブラスもまずまず鳴っての大団円、そしてアンコールはくるみ割りからスローでド派手な曲を豪快に。

 Hrは6本いたせいか、例の第1楽章頂点部ではトップは9割方休んでおり、その後のソロのハイトーンは何とか絞り出してました。

 今日のボケ老人:
成蹊オケは初、と思いアンケートに堂々と「初めて聴く」と記入、でも実際は何度も聴いている(ラフマニノフ2番シベリウス2番)らしく、家には本公演の招待状が!
ま、過去のボケ度からすればまだマシな方か。

 因みに明日は高関&東京音大「巨人」と小泉&新日「松」のどっちに行くか迷ってます。

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