2013年1月26日土曜日

彗星のショスタコーヴィチ7番 - 河上隆介&Comet Project

 朝は冷え込んでマイナス5.7度、晴れた日中は7度台と共に低め、ダイエット生活3週目にしてやっと朝の測定で最低目標の2kg減に到達、練習予定無く、朝寝して午前中はHDレコーダーの内容整理。

 午後は東京に出てアマオケ、聴いたのはちょっと変わった一発オケ(たぶん)で、"The Secret Consert"と称して曲目未発表、ただ「ショスタコ7番をやるらしい」「前プロも大曲らしい」との噂を得てティアラこうとうへ。

 現地入りしパンフを見てメインは期待通りショスタコ7番、ただがっかり前プロは苦手のベートーヴェン、ま、強いて言えば、勝利(と5)を表すモールス信号"タタタター"が共に主要動機となっている点か。

 それ程宣伝してなくて、曲目も不明、となれば観客が余りいないのでは、と思いましたが、モーニングフィル国立マーラー楽友協会に比べればずっと多くの聴衆がいました。

1月26日(土) ティアラこうとう
 河上隆介指揮Comet Project ベートーヴェン Sym5番、ショスタコーヴィチ Sym7番
 前半ベートーヴェンではObトップが存在感、でも済みません、半分程意識を喪失してました(笑)。後半お目当てショスタコーヴィチ、弦バスの隣、右奥の雛壇に配されたバンダはHr4,Tp3,Tb3でこれは本隊と同じ数、オケは弦はそこそこ安定し、ブラスもなかなかの迫力、出色は木管群でソロは見事でかつ全体でも吹きっぷりよし、河上氏の情熱的な棒の下、全体でもなかなか豪快な音響、第1楽章のボレロ部分の後半の急加速とブラスの迫力が個人的白眉、また終楽章クライマックスではブラス陣にやや疲れが見えた反面、それに負けない位の音量で木管が鳴る、という初めての体験をして仰天、そしてラスト1音はパーカッションが壮絶にクレッシェンドしてフィニッシュ。

 開演前と終演後に長ーく丁寧なアナウンスがあり、それによると最初はその姿が分からず、近付くにつれだんだんと見えてくる、という彗星の性質を込めてシークレットコンサートにしたとの由。

 いつの間にか頭上のお月さんも円くなっており、今夜も冷え込みそう。明日はセゲルスタム&読響のシベ2、また豪演に期待です!

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