昨夜は12時前に沈没、3時頃に復活し寝呆けながらチャンネル回してたらNHKで何と全豪男子決勝が! 聞いてねえよ!と一瞬で覚醒し観戦、でも既に第4セットでした(涙)。
とそれを観ていると地震、久々によく揺れて震度は3から4、地震の規模は小さめながら震源がそこそこ近かった(茨城北部)模様。
寝直してから6時台に起きて見たチバテレでは「一面の雪」との報道、外を見ると確かに木々の上に雪が、ただ更に寝直してから出勤した頃には雪は跡形も無し、夢だったの?と同僚に訊くと朝早くはうっすら積もっていたとのこと。
その雪雲のせいか朝の冷え込み弱く最低マイナス1度弱、冬晴れの日中は9度台とやや高め、数日前は12度まで上がった部屋の温度が昨日辺りからまた10度前後に逆戻り。
本日はミステリー本から、昨秋発刊の文春の東西ミステリーベスト100平成版にランクインの国産本格物の中によもや未読のものがあるとは思ってなかったんですが、86位にランクされた連城三紀彦の本作については読んだ記憶がとんと無く、とは言え彼の初期のミステリー系作品はずっと昔に全て揃えてあるのも事実(読んでもいると思ってたのに…)、お正月に帰省した際に実家の書棚から持ち帰って先日読了、やはり初読でした。
夜よ鼠たちのために 連城三紀彦
サスペンス系中心ながら全作にトリッキーなヒネリを含む6編(新潮社文庫版)、どれも見事ですが、殺して埋めた筈の妻が別の場所で殺されている「二つの顔」、奇妙な素行調査の背後に潜む意図が面白い「奇妙な依頼」あたりがお気に入り、ただ連三紀作品は期待値ハードルが高いため、衝撃を受けるレベルの作品は無し、あと「過去からの声」では30年前当時から独創的な誘拐トリックに凝っていたんだ、と思わされました。
テイストとしては「戻り川心中」より「変調二人羽織」に近い感じです。
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