2013年1月10日木曜日

SはサプライズのS? - 道尾秀介「鬼の跫音」

 冬晴れ、朝の冷え込みは甘めでマイナス2度弱、ダイエットモード4日目、今朝の測定では火曜からトータル1kg弱の減少と微妙な数値…。

 日中の最高は9度台前半と昨日同様平年値、ただ湿度の違いなのか、壁打ちした昼休みは昨日より寒く感じました、風も無かったのに。

 本日はお正月の帰省の旅で読んだ本その2、道尾秀介の第1短編集です。連作短編ではありませんが、著者の複数の長編に"ミチオ"が出てくるが如く、"S"という名の登場人物(それぞれ別人、たぶん)が全編に登場します。

鬼の跫音 道尾秀介
 サスペンス/ホラー系のお話が6編、それぞれに色々な形のサプライズが用意されており、初期作にしてこの手腕はさすが。オチが強烈な「ケモノ」、テンポよい展開の「箱詰めの文字」、そして使い古された構成に新たな驚きを演出した「冬の鬼」が印象に残りました。

 ネットで読んだ他の方の感想によると、カラスも全編に登場してるとのこと。

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