2013年9月15日日曜日

台風吹き飛ばすマーラー1番 - 吉田裕史&フィルハーモニア・エテルナ

 昨夜はブエルタ最終章、"魔の山"アングリル決戦をweb観戦、トップ4が残り、そしてニーバリとホーナーの一騎打ちへ、という展開にはゾクゾク、もうすぐ42歳クリストファー・ホーナーがこんなに凄い奴だったとは、不明を恥じるばかり。

 近付く台風18号の影響で早朝から強い雨、気温は最低23度弱、最高29度弱と昨日より低め、でも平年よりは高め、午前中の教え子の団体戦は中止、昼前にゆっくりとアマオケへ、東京に着いた時点で雨はほぼ上がってます。

 聴いたのはほぼ毎年聴いている上手なオケ、マーラーは十束氏が振った5番以来5年振りです。

9月15日(日) すみだトリフォニー
 吉田裕史指揮フィルハーモニア・エテルナ ストラヴィンスキー 火の鳥、マーラー 花の章、Sym1番
最初は花の章、敢えて(版の新しい)1番には組み込まず別個に演奏、強めに吹いていたTpソロがなかなか、続く火の鳥は珍しい1945年版組曲、実演は2度目位か、カッチェイの踊りでのパーカッションの激しい打ち込みが印象的、あと終曲のファンファーレ後半は1945年版はスタッカートかと記憶してましたが、音短めながらぶつ切りにはしておらず。
 そして後半の1番、吉田氏の緩急大きい棒にオケはまずまず応え、クライマックスでは9本のHr、補助のTb(専業)とTp(5人中、下のパートも吹いていた1名がこの時だけHrの後ろに移動)が楽譜通り起立して豪快、Tpのハイトーンも美音できっちり、そしてまたまたパーカッションが激烈な打ち込みで大団円、アンコールは弦セクションの美音を活かしてマスカーニ"カヴァレリア・ルスティカーナ"前奏曲、昨日も聴いたっけ。

 個人的注目終楽章の早業ミュート着脱ファンファーレはTp、Tb共に単独でこなしてました。あとティンパニ2組の片方の奏者が第1楽章後に退場、終楽章前まで復帰せずやきもき、バチでも折れるか、忘れるかしたんでしょうか?

 ホールを出ると青空が出て陽光が射してます! 台風はどうなったんでしょう? 夜になっても月が輝いてます。

 明日も上手なアマオケでマーラー、今度は7番です!

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