夜行バスは早朝新宿に、石川は晴れていたのに東京は雨が降っていて驚き、逆じゃん。気温は最低21度台、最高26度弱とやや高め安定。
実は試合をエントリーしていてその足で埼玉へ、昼過ぎまで待機させられた挙句、今日は中止、午後も遅くなって職場に行き、またまた宿題が山積しているのを発見、それが殆ど終わらないうちに夕方に、東京に戻ってコンサートに行かなくては。
そこへ姉から連絡、昨日短針検査で軽い気胸になった(された)父、一夜明けて気胸の程度が増大、ドレナージ(チューブ刺して排気)したとのこと、様子見にまた帰らねば、と後ろ髪を引かれつつも予定通りサントリーへ、つくづく親不孝者。
雨が徐々に小降りになる中、聴いたのは都響のショスタコ7番、指揮のカエターニは初体験、何となくイタリア人というと熱血系爆演を期待しての参戦、実際はどうでしょう。
9月25日(水) サントリーホール
オレグ・カエターニ指揮都響 芥川也寸志 VcとOchのためのコンチェルト・オスティナート、ショスタコーヴィチ Sym7番
最初は2管オケバックのチェロ協奏曲、ソロは都響の古川展生、陰々滅々とした曲想の中、中央に配されたチェンバロの響きが印象的、後半お目当てショスタコ7番、Hr5が左、Tp3,Tb3が右に、そしてバンダのHr4とTp3,Tb3はそれぞれお仲間の後方、という配置、この曲は譜面台を使わず振った痩身長躯のカエターニは指揮姿がかっこよく、全楽章速めのテンポでリズム感に加え、旋律感もある表現、第1楽章の中盤はリズム強めでブラスの爆発度はそこそこ、第3楽章の弦の聞かせどころでは速いテンポの割にはケレン味もあり、都響の弦を鮮烈に歌わせてました、木管ソロもなかなか、バンダが本隊と同じ位置なのは不満でしたが、終楽章前半の盛り上がり、勝利のモールス信号を連呼する部分だけは、バンダTpは舞台左袖へ移動し、バンダTbは元の右奥のまま、更に共に起立してステレオフォニックな効果を出していたのが印象的、終楽章も一気呵成、ブラスの爆発度はここでもぼちぼちながら、ラスト1音はケレン味のクレッシェンドがバッチリ、快演でした。
明日以降いつでも実家に戻れるよう、今夜はこれから職場に戻って仕事です(涙)。
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