2013年11月11日月曜日

秋山&洗足音大のブルックナー、高関&桐朋のハルサイ

 未明に雨、そのせいか朝の最低9度前後と高め、午前中は曇り、お昼前から晴れ間、昼休みの壁打ちは5分で場外(フェンス向こう)に打ち込んで終了(涙)。

 午後にそこそこ激しい通り雨、同僚が「予報じゃ降るって言ってなかったのにー」と洗濯物を回収するべく自宅へダッシュしてました。

 一雨過ぎるて再び青空、雨で気温が5度以上下がり、今季初めて秋晴れじゃなくて冬晴れ、といった空気感、その青空がだんだん赤く染まる中、コンサートのため都心へ。

 音大オケフェスティバルの初日、今日は洗足音大と桐朋で会場はミューザ、全席1000円均一ゆえ、ミューザの1等席に座れる数少ない機会、本日は2階センター5列目、ミューザは1階席が狭いため臨場感があります、がやや弦の倍音は頭上に抜け気味かも。

 この音大フェス、各演奏会は2つの音大で前後半を構成し、それぞれ前後半の冒頭に相手校へのエールを込めて、学生作のファンファーレが奏されます。今日は共にオルガン前のバルコニーに並んで演奏されました。

11月11日(月) ミューザ川崎
 秋山和慶指揮洗足音大管弦楽団 ブルックナー Sym7番
まずは桐朋による自作ファンファーレ、今一つシャキッとしない響きでした。続いて洗足音大によるブルックナー、4年生オケとのこと、全パート女性中心です。右奥にHr5本に加えて専属ワーグナーチューバ4本、しかも9人全員女性!Tp3、Tb4、弦の伸びは今一つで、第2楽章の叙情性も低め、その代わり蛇尾になりがちな終楽章が雄渾な表現で、Tp(1st、2ndは女性)筆頭にブラスの鳴りが出色。
 高関健指揮桐朋学園オーケストラ ストラヴィンスキー カルタ遊び、春の祭典
 まず洗足音大による自作ファンファーレ、朗々明快にして輝かしい響きでした。続いて桐朋音大によるストラヴィンスキー、オケは2ndVnとVlaを入れ替えた形の対向配置、まずはカルタ遊び、昔LPで数度聴いた程度で実演は初めて、引用だらけの曲でビックリ、女性Hrトップがバカウマ、Tpトップも上手、と言うか弦は勿論、オケ全体が上手い、続いてハルサイ、コンマスがコンミスへと交替し、左奥に配されたHr(2本はワーグナーチューバ持ち替え)が10本も!Tpはピッコロ、バス含めて6本、高関の解釈は誇張の無い地味で堅実なものながら、オケの地力か楽譜通りきっちりやるだけで凄い響き、バスドラム(女性)の激しい打ち込みが印象的、数年前全く同じコンビで同曲を聴いてますが、ブラスの咆哮度など、断然今日の方がよかったです。

 ファンファーレでは洗足音大、メインプロでは桐朋に軍配を上げます。

 因みにこの音大フェス、2日目(11/23)のチケットを無料提供してます。詳しくは本館トップページをご参照下さい。

 自宅に戻る頃は午前様、綺麗な夜空で気温は既に零度台、明朝はマイナスまで冷え込みそうです。

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