昨日は日中12-3度までしか上がらなかったのに、爆弾低気圧が通り過ぎる夜になって気温が上昇、夜9時には18.8度を記録、ただ茨城では風は強かったですが雨は少なめ。
その雨がすっかり上がった朝はかなり濃い霧、最低8度台とかなり高く、10時頃その霧が晴れると青空、日中もぐんぐん上がって最高18度台、もう殆ど葉も落ちた構内の紫フヨウ(ムクゲ)、先週1輪だけ残っていた花がまだ枝の先に!ドライフラワー化しているのかも。
本日は少し前に読んだ秋の課題図書M.コナリー作品から、デビュー5作目にして初のノンシリーズ作品です。
ザ・ポエット マイクル・コナリー
自殺と断定された兄の死に不信を抱いた新聞記者の1人称記述(コナリー初!)による調査を軸に、並行する3人称記述も交えつつ、背後に潜む殺人鬼の存在やFBIとの共闘へと展開してゆくサスペンス、しっかりヒネリもあり手堅い内容です。珍しくレッドへリングには引っ掛かりませんでしたが、手法がご都合主義で少々あざと過ぎるため、真相を知っても腑に落ちる感は低め、そして意外な部分でボッシュ・シリーズとのリンクがあります。
著者の過去作品との相似点があるのと、期待値が上がっているのとで評価はぼちぼちですが、もしこれがコナリーの初読作ならば、もっとポイントが高くなると思います。
ともあれ、本作は今後更にボッシュ・シリーズとの交叉点が増えるらしいので、やはり"コナリーは発表順に"を遵守したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿