朝は軽く冷え込み零度台、日中は15度に届かず14度台とほぼ平年、返事待ちで身体を空けていたため午前中の練習をキャンセル、したのに結局空振りで午後のコンサートまですっかり暇、朝ゆっくりしてから都心に出て、まず学園祭に寄って後輩に差し入れ。
午後池袋で聴いたのは音大オケフェスの2日目、特に武蔵野音大のショスタコ10番、ショスタコを得意とする北原幸男が振るので楽しみ、前回彼のショスタコを聴いたのもこの音大フェス、5番でした。
また後半はチャイコの4番、チャイコフスキーは守備範囲ぎりぎりなのに、今週は2度の5番に続きこれで3度目、1週間に3度(メインで)チャイコを聴くのは生涯最初で(たぶん)最後と思われます。
11月23日(土) 芸術劇場
北原幸男指揮武蔵野音大管弦楽団 ショスタコーヴィチ Sym10番
最初は昭和音大によるファンファーレ、ステージ前方で奏され鳴りはまずまず。続いて武蔵野音大によるショスタコ、弦は音域順に並びトップ脇には先生っぽい奏者も、Hr5,Tp4,Tb3、うちTpとTbは全員女性!北原の堅実系の棒の下、まとまりある演奏でしたが、第1,2楽章あたりもっと凄みのある響きが欲しかったかも。オケでは第3楽章ノンヴィブラートで悠然としたHrソロ(♂)が出色、あとFlトップが存在感、そして私的MVPは美人3rdTp奏者。
マッシミリアーノ・マテシッチ指揮昭和音大管弦楽団 チャイコフスキー Sym4番
まず武蔵野音大によるファンファーレ、舞台最後列に並びハーモニー重視のサウンド、続いて昭和音大によるチャイコ、弦は音域順、ブラスはTb3、Tp4、あとHrが6本(全員女性!)と多めで、木管は全パート4-5本と倍管、中ではObトップに存在感、弦は中低弦こそ武蔵野より薄めながらVnにはより伸びがあり、何より要所で咆哮するHr、ベタ吹きのTpなどブラスが迫力満点、テンポの出入りと追い込みの激しいマテシッチの棒の下、熱く炸裂するサウンドを聴かせてくれました。
まとまりアンサンブルより爆発ブラスを好むので、期待していなかったチャイコの方が満足しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿