2013年11月9日土曜日

インバル&都響の7番

 終日の曇り、その割には朝は最低5.5度とやや冷え込み、日中は最高15度強とやや寒々、早朝東京に出て午前テニス、午後コンサート、と典型的休日。

 12時前にはテニスを上がり池袋へ、連れと味噌ラーメン店を経由した後聴いたのはインバル&都響、在京メジャー7番対決第2ラウンドです。

 インバルの7番って、かなり昔ベルリン響で聴いたような気もしますが、気のせいかもしれないので、もしかしたら1-9番のうちインバルの指揮で唯一聴いてない曲かも。

11月9日(土) 芸術劇場
 エリアフ・インバル指揮都響 マーラー Sym7番
弦は先週の6番と同様音域順の並び、Hr5、Tp4とやや多めなのは昨日のハーディング&新日と同じ、冒頭のソロはユーホ使用(たぶん)で昨日と同様かなりの音量、インバルは全体やや速めのテンポで、いつもの様に弦中心に色んな部分でしゃくるような表現、オケは全体に分厚く、(芸劇外野席を考慮すると)弦は昨日の新日より鳴っている感じ、ブラスではHrが(昨日の新日程ではないにせよ)かなり、そしてTpが断然の鳴り、インバルはまたも第3楽章後に退場(&音合わせ)しかもかなり長い間戻らず、その小休憩の後の第4楽章がテンポの変化やポルタメントの強調などアク強めの表現、初めてこの楽章で退屈せず(元より7番の中間3楽章は苦手)、昨日のハーディングと同様、間を置かず突入した終楽章、終盤のテンポアップも激しめで、スケール大きな大団円でした。

 終楽章終盤の鐘は(たぶん6番でも舞台裏で使っていた)大小5枚の金属板を使用、小さなものでも3-40cm、大きなものは1m近くで、音を急に止める時など2人掛りでした(笑)。

 今回の在京メジャー対決、個人的にはブラス全体の鳴りと個性的表現のオケの反映度で断然インバルに軍配を上げます、尤も初日と2日目、というハンデはあるかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿