ううぅ、昨夜の日本シリーズ第7戦のTV観戦に集中し過ぎて、より重要なバッティストーニ&東フィルのローマの祭、松のFM中継を失念、そして3点目が入った時点で集中力を喪失して意識も喪失、目覚めたら試合はとっくに終了、更にいくつか番組を逃してしまいました(涙)、2晩連続で沈没とは情けない…。
未明から雨、よって朝の最低は14度前後と高め、曇り時々雨だった午後の最高は18度強とほぼ平年、雨がほぼ上がったお昼頃、おっとりと東京に出てコンサート、聴いたのはヤルヴィJr率いるパリ管です。
このコンビを聴くのは2年前の幻想に続き2度目、今回は"カレリア"のある5日サントリー公演が第1希望、ただ7日のみなとみらい公演と併せ既入手のギャルドと重なってることが判明し、参戦可能なのは東京文化公演のみ、都民劇場ゆえ安価入手叶わず諦めていたところ、直前にA席を半額以下でGET、珍しく1階席で聴きました。
11月4日(月・祝) 東京文化会館
パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲、ラヴェル 左手のためのPC、プロコフィエフ Sym5番
最初は牧神、冒頭Flソロは奏者任せでスタート、それを含め木管陣がさすが、続くラヴェルはPCにしてはブラスがシンフォニックに鳴る曲ですがスケール感はやや小さめ、まだ若そうなソリストジャン=フレデリック・ヌーブルジェはアンコールにポップス調の曲を(ストラヴィンスキーの編曲物とのこと)。
後半はプロコ、ブラスはHr4,Tp3,Tb3、ヤルヴィはメリハリある表現で第1楽章のスケール感、第2楽章の諧謔味、終楽章の疾走感など見事、ノリのいいClトップを筆頭に木管陣はここでもチャーミング、弦はスケール小さめながらまずまず、そしてブラスは幻想の時より吹きっぷりよく、第1楽章ラストや第3楽章頂点では音場壮大、アンコールはまずビゼーの無窮動風の楽しい曲(もしかしたら前回来日時と同じかも)、続いて"ルスランとリュドミラ"序曲を弦も鮮やか快速テンポで。
アンコールは「悲しきワルツ」→「カレリア」終曲と予想したんですが全然外れでした…。
ブラスが左にTp、右にTbと横1列に並ぶ際、通常1st奏者はTpが右端、Tbが左端、と隣り合わせになるんですが、パリ管のTpは珍しくも左から1st、2ndと並んでました。
明日はギャルド初日です!
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