2013年11月19日火曜日

フルシャ&都響のスーク2番

 朝の最低2.5度と低め、日中も最高15度台と余り上がらず、とは言えこれが平年値、宿舎前の自転車乗り場には縁だけ淡いピンクの白いサザンカの花びらが散ってます。

 靴下忘れて昼休みの壁打ちは裸足で敢行、構内で2本並ぶ紫フヨウ(ムクゲ)のうち、粘り強い方の樹は半分以上の葉を散らしながらも、まだ1輪花を付けています。

 夕焼け空をバックに綺麗に富士山が望め、その後西の空に金星が燦然と輝く夕方、職場を脱走して連日の上野詣で、今夜は知人からの頂き物のチケットで、フルシャ&都響のマニアックなコンサート。

 プログラムの3曲全て実演はおろか録音ですら聴いたことの無い曲ながら、メインのスーク2番はエアチェックしたことはあり、なかなかブラスも活躍する部分もあったので楽しみ、あとフルシャは一度聴いてみたかった指揮者です。

11月19日(火) 東京文化会館
 ヤコブ・フルシャ指揮都響 ドヴォルザーク 弦楽のための夜想曲、マルティヌー Obと小オーケストラのための協奏曲、スーク Sym2番"アスラエル"
 最初はドヴォルザークの弦楽合奏曲、緩徐楽章風で終わり際のしつこさが印象的、フルシャは棒を持たず柔らかな手使い、続いてマルティヌーのOb協、小編成オケの中心にピアノが配され、Obソロは都響の広田智之、フルシャはここでは指揮棒使用、休憩後はお目当てスーク、ほぼ3管の大編成にHrが6本!5楽章形式で1-3楽章はアタッカ、フルシャは棒を使用し譜面台は使わず、内省的とされる第4楽章は未熟者の自分にはやや退屈で、都響にしては弦の響きがいま一つでしたが、第1、3、5楽章ではTpとTbの鳴り豪快、特に第1楽章クライマックスはバスドラムの強烈な打ち込みと相俟って凄みある音の塊でした。

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