2013年11月3日日曜日

インバル&都響の6番再び

 いまインバル&都響の6番を聴いてきたところ、ほぼ期待値通りの演奏でした。これから日本シリーズ第7戦が始まるのでダッシュで帰宅、記事のみ作成。

 因みに同コンビ7番のチケット無料提供中です、詳細は本館トップページをご参照下さい。

 明日はP.ヤルヴィ&パリ管に急遽参戦決定です!

<続き>
 昨日の雨雲が残ったせいか朝の最低12度弱と高め、早起きして東京に出て午前テニス、午後コンサート、と典型的休日、お昼前後は陽も射して午後の最高20度超と高め。

 地元のターミナル駅前では春の花である筈のシャクナゲが狂い咲きしています。

 テニスを早めに上がって池袋へ、インバル&都響の最新マーラーチクルス、今日は6番、このコンビの6番はつい最近聴いたばかり、って印象だったんですが調べてみると6年前、いやはや、さすがはボケ老人。

11月3日(日) 芸術劇場
 エリアフ・インバル指揮都響 マーラー Sym6番
弦は音域順に並び、Hrが9本とやや多め、Tpは基本の6本ながら終楽章以外出番が無い筈の5th、6thを第1楽章から吹かせてます。楽譜や曲順は従来型でアンダンテは第3楽章、基本的な印象は前回と同じですが、第1楽章アルマの主題でのテンポの動きや終楽章序奏後に主題が提示される部分での遅ーいテンポはより極端になった印象、5番の時と同じく途中で音合わせ&インバル一旦退場あり(第2楽章後)、終楽章のハンマーは2度、大きな木槌で木の台を叩くスタイル、終楽章舞台裏の鐘は大きな金属板を叩くような音も、オケでは弦は伸びも鳴りもまずまずだったと推察されますが芸劇外野席ゆえあくまで推定、よって第3楽章もサントリーで聴くより訴求力低め、ただ終楽章、1発目のハンマー前後や2発目のハンマーで死に掛けてから復活して盛り上がる部分でのブラスの鳴りは前回より分厚かった感あり、ホールの音響を加味すると前回よりスケール大きな表現だったのでは。フライング拍手に飽き飽きしてるのか、インバルは最後の音が消えたらすぐリラックス。

 第1楽章再現部で地震が、地元茨城は震源だったらしく震度3から4、東京は震度2らしいですが、そこそこ長い間揺れており、会場ややざわつく中、アルマの主題を情熱的に演奏し続けてました。

 4番の時もそうだったんですが、最近のインバルは、おや?と思う極端な表現があった時は、大体スコアに書かれていてそれを強調している、ってケースが多いです。

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