2015年1月23日金曜日

男目線のおとぎ話 - 重松清「流星ワゴン」

 昼から強風、ただ最高13度台とポカポカ感あって、フライング春一番の趣。

 本日は最近読んだ本から、ドラマ化されると知り100円積読本から発掘したもの。

流星ワゴン 重松清
 父とそり合わず、子供が荒れ、妻に離婚を切り出された中年男が出会った不思議なワゴン車、それに乗ると過去の重要な分岐点に戻ることが…、という大人の御伽噺、100%男目線で描かれる家族、と言うか父と息子の関係がテーマ、よって子を持つ父でない自分には感動度は低め、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「異人たちとの夏」を思い出しました。

 極めて映画向きの内容、だけど連続ドラマにするには別の挿話を入れないと持たない気が…、と思いつつドラマ版第1話を視聴、案の定、たった1話でもう原作の半分以上話が進んでます。

 講談社文庫版の巻末解説、「スーパー・ジェッター」を知ってるって、斎藤美奈子っていくつだ?

 明日はヤングヤマカズ、マーラーチクルス初日です!

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