2015年4月17日金曜日

壮大スケールのエンターテイメント - 高野和明「ジェノサイド」

 昨日スタート「アイムホーム」、原作の石坂啓って、「マンチャラ小日向くん」や「安穏族」のあの石坂啓?

 今朝の「おはスタ」、何となくデジャブー感あると思ったら「すイエんサー」と女性陣丸かぶり(笑)、共にメンバー刷新したのに。

 連日20度超のポカポカ陽気、今日から半袖に、ただ午後には10度近く気温が急降下して雷雨、そのうち雹まで交じりる始末。

 本日はこの本、世評の高さが気になっていてやっと100円棚で発見し即読了、2011年度「このミス」第1位に輝く骨太エンターテイメント、ハリウッドで映画化されても驚かない内容です。

ジェノサイド 高野和明
 密命を帯びコンゴ奥地へと派遣された傭兵、父の研究を引き継ぐうち陰謀に巻き込まれる日本青年、それらをコントロールしようとするアメリカ政府、主に3つのストーリーが並行して語られ、やがて人類絶滅の危機をもたらすある"脅威"へと収束するサスペンス・アクション、世界を又にかけた壮大なエンターテイメントで欧米作品にはままあるかも、と思いますが、国産と思うと発想・情報量・スケール全てにおいて稀有な作品、ただ終盤もっとヒネリがあれば更に良かったかも。あとご都合主義的な点や作者の史観など、人によって好き嫌いは出そう。

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