2015年4月18日土曜日

フェドセーエフ&N響のシェエラザード

 晴れ、ただ気温は20度に届かず、でも昨日からの勢いで今日から半袖半ズボンへと本格的に衣替え、練習予定無く、午前は留守録に向けてせっせとHDの空き作りしてから昼過ぎに都心へ。

 午後は知人の奢りでフェドセーエフ&N響、ただ会場は大の苦手NHKホール、とは言え自由席の中では最前列を確保してくれて感謝感謝です。

4月18日(土) NHKホール
 ウラディーミル・フェドセーエフ&N響 ラフマニノフ ヴォカリーズ、PC2番、R=コルサコフ シェエラザード
 最初のヴォカリーズはテンポゆっくり、情感しみじみ、棒を持たず両手を柔らかに使うフェドセーエフは時に唸り声も。続くPf協はHrソロが美しく、ティンパニの打ち込みキレよし、ソリストのアンナ・ヴィニツカヤはアンコールにバッハの穏やかな曲を。
 後半シェエラザードはHr4,Tp2,Tb3、基本テンポは遅め、表情は濃いめ、第1楽章最後の音が残るうちに第2楽章のソロ開始、マロ氏のVnソロは嫋やか、Tbソロはかなり遅め、木管ソロは巧拙あれど、第2楽章ピッツィカートをバックにしたClソロ、3度目のフレーズでの相当な弱音が印象的、ティンパにはここでも切れよく、NHKホール外野席にも時々届く弦の鳴りはさすが、ブラスの鳴りはそこそこ程度ながら、ラストのTpの吹きっぷりはまずまず、その後のドラにかぶせたHrが長めで効果的。

 手兵モスクワ放響でも似たプログラムを聴いてます。が、かなり前に東フィルを振ったショスタコの時も含め、客演になると手兵の時より表現がやや濃いめになる気がしました。

 終演後、連れと今朝「王様のブランチ」で紹介されていたラーメン店を経由し、夜行バスで帰省の旅へ。

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