昨日は終日大人しく職場で論文書き、の筈がメイウェザーvs.パッキャオが(賞味期限切れとは言え)気になって仕事全く手に付かず、早々に諦めて(シャラポワでお世話になっている)ロシアの篤志家からダウンロード視聴。
結局は大方の予想通りの展開になったとは言え、4Rにパッキャオの左が(浅かったですが)当たってからの数ラウンド、レナードvs.ハーンズやレナードvs.ハグラーに近い興奮を覚えました(やや大袈裟)。
続けて天皇賞も録画観戦、ファンの自分ですら期待しなくなった(ごめん)ゴールドシップの激走(しかも向こう上面から!)に胸が熱くなりました。
まずまず晴れて最高26度台と2日連続の夏日、サボった昨日の代わりに朝から仕事、頑張ったご褒美に夕方は東京に出てマーラーばかりやってくれるアマオケによる1番、しかも原典版です!
5月4日(月・祝) 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟
小柳英之&アーベント・フィルハーモニカー R.シュトラウス ドン・ファン、マーラー 巨人 <ハンブルク稿?>
オケは対向配置で弦バスは左端、ブラスは分かれて左にHr8、右にTp4,Tb3、Hrがいい吹きっぷり、Tpは心許無し、コンミスが達者でObとClのトップが美音、コーダ前最強音の後のパウゼが長め。休憩(しなくていいのに)を挟んでマーラー、プログラムでは"交響曲形式による音詩「巨人」"となっておりハンブルク稿っぽいのですが記憶より現行版と同じ響き多し(姉妹オケのモーニングフィルの如く折衷版かも)、Tpが1本増えて5本になり女性トップは美音で花の章のソロは見事、8本のHrはここでも鳴りよく、Clソロが個性的、第1楽章序奏は現行版ではClのファンファーレが原典版ではHr、それを舞台裏左手に配し、Tpのファンファーレを舞台裏右手に配してステレオ効果(ただ原典版に舞台裏指定は無い気が…)、第2楽章(花の章)と第3楽章(頭のティンパニは記憶通りの原典版)を続けて演奏し、その後再度音合わせ、第4楽章冒頭は弦バスとチェロの2重奏(これも記憶通り)、終楽章クライマックスは原典版には無いHrの起立を採用し、ラストのテンポアップは激しめ、アンコールは上手なコンミスの起立ソロをフィーチャーしてのラフマニノフ"ヴォカリーズ"。
終楽章中盤のファンファーレは原典版ではずっとオープンなので、ミュート着脱の苦労は不要、と思ったら現行版と同じにやっていて、Tpは分業、Tbはミュート後半サボり作戦でした。
明晩もアマオケでマーラー、9番です!
0 件のコメント:
コメントを投稿