ただいま職場の冷房にやられて風邪でダウン中、5月に冷房って、ありえへん、少なくとも節電を声高に主張してる組織では。
本日はちょっと前に読んだ本から、米澤穂信企画の第4弾、これまた第2作「愚者のエンドロール」から7年空いてしまった「古典部」シリーズの第3作、前々回実家に帰った際地元のブックオフ100円棚で「古典部」未読3冊を一挙発見した中の1冊、と言うか、そのことを会話したのが米澤作品をまとめ読みすることになった契機です。
クドリャフカの順番 米澤穂信
学園祭で次々と起きる盗難事件、刷り過ぎてしまった文集「氷菓」を売り捌く使命と並行して古典部の面々が事件解決に挑みます。主役4人の視点で交互に語られるのが新趣向、某名作を下敷きにしつつ、事件解決と文集完売を組み合わせて鮮やか、全く勘違い?の手掛かりで犯人が分かってしまいました(苦笑、以下ネタバレの項参照)。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい! >>
十文字への拘りから10文字の登場人物を探せども漢字、ひらがな、ローマ字いずれも該当者無し、ところがカンヤ祭公式サイトのアカウント名が"somuiinkai"(10文字!)であると言う手掛かり(soumuじゃなくてsomu)から、ローマ字標記で10文字になるただ1人の容疑者が浮上する仕掛け、たぶん筆者は意図的にしこんでいると思われ。
週末はアマオケ2連投、土曜がシベ5&ラフ2、日曜が祝典、展覧会&ラフ2、風邪から復活すれば、ですが。
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