関東OP参戦の後、昼過ぎには職場復帰、でもまた夕方東京へ、未知の指揮者イェンセンの振る読響、ショスタコ7番を直前格安入手しての参戦です。
7番はそこそこ人気あるかと思いきや、知名度低い指揮者のせいか、会場は驚くほど空席があります。
5月13日(水) サントリーホール
エイヴィン・グルベルグ・イェンセン&読響 モーツァルト PC17番、ショスタコーヴィチ Sym7番
前半はモーツァルトPC、ショスタコ用のピアノが左奥にあるため舞台上にはピアノが2台!ソリストのアンドレアス・シュタイアーは学究者風、時に自分以外のパートも弾いてそうな手の動き、アンコールもモーツァルトでしみじみ系。
後半ショスタコのバンダは舞台上(残念!)、左にHrが4人ずつ2列(たぶん後方4人がバンダ)、右にTp4,Tb3その後方にTp3,Tb3(バンダ)、長身でカッコいいイェンセンは激しい部分では髪振り乱し唸り声、凄い弱音のスネヤで開始したボレロ楽想はやや速めテンポでクライマックスも一気呵成でなかなかの迫力、また弦を抑揚大きめに歌わせる傾向あり第3楽章の終盤など聴き応え、速い部分が乱れる寸前だった終楽章、終盤コーダ少し前での本隊Tpが史上最強クラスの吹きっぷり、ラスト1音はケレン味たっぷり長めの壮大クレーッシェンド!
最後の音が鳴り響いた余韻が消え、数秒後にイェンセンがすっかり緊張を解いてから拍手がスタート、ブルックナーならともかく、この曲でこんなにお行儀の良いお客さんは初めてかも(笑)。
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