2015年6月28日日曜日

マーラー5番が重なって - 小林幸人&上野浅草フィル

 未明に一雨あれど、日中はぼちぼちの晴れ、午後は後輩の結婚パーティーがあれど、午前に練習予定なくゆっくり朝寝、"都心は30度超"との予報を信じて薄着で出たのに気温余り上がらず、日が落ちたら寒い位でした。

 パーティー会場はサントリホール裏手のカフェ、なのでサントリーのマチネ公演、コバケン&日フィルのマーラー5番へ、このコンビの5番はラストのブラスの吹きっぷりが凄いだろうし、との目論見だったんですが安価入手ならず断念(涙)。

 近年在京メジャーの1回券価格はどんどん上昇し、予算内入手はほぼ不可能な状況、東フィルの最安5500円(今季から?)なんて正気の沙汰とは思えません。

 1回券の見掛けの価格を上げ、定期会員の割安感を高めて、定期会員で囲い込み、って戦略と思われますが、守備範囲が非常に狭く、定期公演が10回あれば聴きたいのは2-3回、しかも興味の無い演目はタダでも聴く気無し、って位偏食の自分には無理な相談。

 ただ同時間帯、同じマーラー5番がアマオケでもあって、何で重なるかなぁ、と思っていたのに今やこれが代償行為としては僥倖、指揮する小林幸人氏のマーラーは以前上野の森交響楽団との1番が好印象だったので、そっちに参戦するべく浅草へ。

6月28日(日) 浅草公会堂
 小林幸人&上野浅草フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト Sym40番、マーラー Sym5番
 小林氏は前半モ-ツァルトでは棒を使わず表情たっぷり大袈裟な位の動き、後半マーラーでは棒を持ち踊るような指揮、Hr7,Tp5,Tb3、Tp,Hr両ソロはいい音色でまずまず、弦はやや発展途上の感あれど木管もまずまず、何よりTbがソリッドな吹きっぷりで出色の鳴りで、なかなか壮大なクライマックスを楽しみました。

 アンコールは…、あったかどうか、もう忘れたボケ老人(涙)。

 知人からの情報によると、この日のコバケン&日フィルの5番もなかなか良かったとのこと、く、口惜しい…。

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