2015年6月6日土曜日

ノット&東響の充実ブルックナー7番

 上手なアマオケでブラスがよく鳴るシベリウスを満喫してから、サントリーに移動して聴いたのはノット&東響のコンビ、メインは大好きなマーラーではなくて、ちょっとだけ好き、って程度のブルックナー、直前に格安入手出来たので急遽参戦。

6月6日(土) サントリーホール
 ジョナサン・ノット&東響 R.シュトラウス メタモルフォーゼン、ブルックナー Sym7番
 前半のR.シュトラウス、ノットは棒を使わず柔らかなサウンド、後半ブルックナーは棒を使用し譜面台は使わず、弦はがっつり対向配置、ブラスは最後列右からTp4,Tb3,Tubaそして専業ワーグナーチューバ4本(ハミルがここに!)と並び、その前列にHrが5本、ノットは最初の2楽章テンポやや遅め、歌う所は歌い、ブラスをそこそこ開放的に鳴らすので楽しめました。終楽章もなかなかのスケール感、全体を通してサウンドに統制が取れていて、もうこのコンビの熟成が進んでいる気がしました。

 フライング、って程ではありませんが、音が消えたけれどノットが緊張を解いていない時に早めの拍手がスタート、昨夜の読響にはお行儀で負けました(笑)。

 秋にあるこのコンビのマーラー3番を俄然聴きたくなりました、が最安4000円は全く手が届かない設定、地道に入手作戦を展開します。

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