例年通り全仏はロシアの篤志家からダウンロードして数日遅れての観戦、シャラポワの早期敗退を今になって知りがっくり、何より今回のウェアはかなりよさげ、だったのにパリの気温およびシャラポワの体調不良のせいで1度も長袖を脱がずに終わったことが何より残念。
全仏と言えばテレ東、以前放送してた頃は(少なくとも)準決勝以降は毎晩放送してたのに、現時点でいまだ電子番組表に放送予定現れず、今回は錦織の試合以外は放送しない積り?
夕方からまとまった雨、気温もやや低め、夜は東京に出てテミルカーノフ&読響の第2夜、メインは何とマーラー3番!
テミルカーノフが珍しくもマーラーを、しかも3番をやるとなれば、個人的には上半期国内オケ最大の注目事、いち早く日曜の文京シビック公演の最安席を確保すれど、ダメ元入札していたサントリー公演をそれより安く入手出来てしまい、音響を考えてシビック公演を手放してこっちに参戦です。
6月5日(金) サントリーホール
ユーリ・テミルカーノフ&読響 マーラー Sym3番
9本のHrは最初から鳴りよく、若そうなHrトップは見事なソロ、Tbは4本、Tpは4本アシ無し、しかも両トップが舞台上、じゃポストHrは誰が吹くの? 第1楽章はかなーり遅いテンポ、表情付けも時に独特、Tbソロもやや吹きにくそう、このテンポと微妙に判りにくい指揮のせいか入り損ないなどのミスが散見し、長谷川Tpトップや日下コンミスもいつもより不安定、7日はもっと良くなるのでは、一方ティンパニの打ち込みはキレよし。「このテンポなら2時間コースだ」と思いましたが第2楽章以降は普通のテンポ、第1楽章後に音合わせして一服、ポストHrソロ(読響でよく見かける奏者が担当)は実際にポストHrを使ったようなのでまずまず、第3楽章後にPブロックに女声約60人と少年少女合唱約50人が入場、でも、あれ?アルトが入ってきません。なのに第4楽章スタート、すると袖からソリストがしずしずと指揮者脇まで歩いてきます、でも出番はすぐなのでタイミングはギリギリ、3番でこんなの初めて、合唱は第5楽章開始と同時に立ち終了とともに座るスタイル、標準かやや速めとすら感じた終楽章は余り弦が歌う表現ではなく進行(テミルカーノフの指揮に弦が乗り切れていなかったのかも)、クライマックス前のppコラールとクライマックス頂点でのTpハイトーンはさすが、クライマックスの音場はそれなりに壮大。
ラスト1音が宙に消えてテミルカーノフが完全に緊張を解いてから拍手がスタート、と本日もお行儀のいいお客さん。
やっぱり7日のシビック公演にすればよかったかも、まあ、その日は聴きたいアマオケもあったので…。
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