2016年3月12日土曜日

ツイてない日のマーラー1番 - 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ

 終日の曇り、最高8度と低め、練習場所無く、暇だったので早起きして新国に行き「サロメ」のZ席に並ぶことに。

 8時過ぎ現地着、「焼肉ドラゴン」の人も並んでいるため自分の前に20人近くいても勝算不明、10時少し前に整理され、Z券14枚に対し、自分は15番目!つまり1人違いで敗れ去った(涙)ことが判明。

 まあ、最初からダメ元で、Z席取れなかったらアマオケ、しかも「有料のマーラーより、無料のラフマニノフ」と考えていただけにノープロブレム。

 と思っていたのですが、実際2時間並んだ末に目前で「お気の毒さま」と言われると目の前が真っ赤になるくらい頭にきてしまい、まずは「ここまで来て手ぶらで帰れるか」と新宿まで歩き、過去3-4度行列を見て断念したラーメン屋に突撃。

 続いて主義に反し、当日券で「有料のマーラー」に参戦。それがこれ、ワグネルを聴くのは久し振り、もしかすると10年以上前、十束尚宏とのマーラー9番以来かも。

3月12日(土) サントリーホール
 大河内雅彦&慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ ワーグナー "ファウスト"序曲、スメタナ ボヘミアの森と草原から、マーラー Sym1番
 前半は2曲ともHr4,Tp2,Tb3、最初のワーグナーはブラス抑えめ、Vnがいい響き、続くスメタナは「わが祖国」からマイナー?曲、序盤はTpがいい吹きっぷり、弦はここでも分厚い響き、休憩を挟みお目当てマーラーはHr7+補助Tbが左奥、その隣に左から右へTp6、Tb4、第1楽章舞台裏Tpを1回目は扉を閉め、2回目以降は扉を開けて遠近感を演出していたのが印象的、ブラスは全体的に大人しめでしたが、長身のコンミスを筆頭に弦が充実した響き、Hrと専業の補助Tb、アシ兼業の6番Tpの9人が起立したクライマックスまで、安定した演奏を聴かせてくれました。アンコールは、えーと、忘れました、ボケ老人(涙)。

 やはり育ちが良さそうな学校のオケは弦が充実してますね。毎度注目終楽章のミュート早業着脱ファンファーレはTp,Tbともミュート最後の1音を任せる(サボる?)作戦でした。

 Z券目前敗北のみならず、ワグネルの当日券売り場ではLDブロックの最安席が1席だけ空席あり、とのことだったのにチケット見つからず結局RAになったり、帰り道の千代田線では丁度ミニスカお姉さんの向かいの席に座れた!と思ったらすぐ席を譲る羽目になったり、とツイてない1日でした。

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