2016年3月28日月曜日

第6作でまたも過去の因縁 - キャロル・オコンネル「吊るされた女」

 今頃になって知った衝撃のニュース: クライフ、肺癌で死去!
(危険なスコア)2-0で勝っていたのに…、68歳は早過ぎます、クライフ監督でオランダW杯初優勝!が夢でした…。

 晴れ時々曇り、阪神勝ち越し、最高16度台とややポカポカ。ここ茨城でも桜が咲き始めました。

 学会も終わり一段落したので、明日休みを取ってこれから夜行バスでスポット帰省。

 この帰省で手にしたのはマロリー・シリーズ第7作、で本日はその前に読んだ第6作から、前作と違って2分冊じゃなくてホッ。

吊るされた女 キャロル・オコンネル
 マロリーとも相棒ライカーとも縁の深かった娼婦が猟奇的に吊るされた事件、マロリーは15年も前の類似事件との関連を喝破し並行して捜査を進めます。マロリーのストリートチルドレン時代の謎が少し明かされる点は興味深いですが、犯人探しとしては微妙、とは言えちょっとしたレッドへリング(見事に引っ掛かった!)もあり。

 これで第3作から4作連続して現在の犯罪の根っこが昔の事件にある構成、意図的なワンパターンなのか?

0 件のコメント:

コメントを投稿