2016年3月8日火曜日

"宿"シリーズ、やや変化球 - 有栖川有栖「暗い宿」

 シャラポワの記者会見、引退発表じゃなくてホッ。

 佳境に入りつつある「怪盗山猫」、世界観が「ジョーカー・ゲーム」と地続きになっているのを知り驚愕、つまり亀梨のキャスティングにも意味があるってことか。

 予報通りに気温上昇して春の陽気、最高21度と今年初(じゃなくて2度目)の20度超え、近くの公園では狂い咲きじゃないツツジが気の早い花を咲かせてました。

 この陽気で花粉も増えた筈、なのに花粉症の症状は週末より沈静化、どうやら先日は風邪も併発していたらしい。

 本日はドラマ化に備え年末年始の課題図書だった火村・アリスシリーズから、手持ち本は読み尽くしたと思ったら、先日もう1冊発見し、即読了。

暗い宿 有栖川有栖
 火村やアリスが"宿"に泊まったことで遭遇する4つの事件、微妙に変化球が多い中、表題作と「201号室の災厄」のファイダニット的側面、そして1番長尺で本格度も1番高い「異形の客」はミステリー部分より火村の犯人へのスタンスが印象的。

 積ん録状態の「火村英夫の推理」、これでやっと最初の2話を視聴出来ます(第1話が「201号室の災厄」+「絶叫城殺人事件」、第2話が「異形の客」)。
<追記>
 視てみたら第2話の原作は「英国庭園の謎」+「異形の客」でした。こんな感じで非自明に複数組み合わされているのなら、第3話以降は怖くてとても視られません(涙)。

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