2016年3月25日金曜日

尾高&音大合同オケのショスタコーヴィチ5番

 学会最終日は晴れ、雨がちだった昨日は10度に届かず寒かったせいか、朝は冷え込んで-2.8度と9日振りのマイナス気温、それでも日中は最高12.5度とぼちぼち。

 ちょっと早めに会場を抜け出し、金町でこの学会中3軒目のラーメン店を経由してから川崎へ。

 聴いたのは例年この時期に行われる首都圏9つの音大による合同オケ公演、今回のメインはショスタコ5番、指揮は自分が初めてFMでエアチェックした同曲ライブを振っていた尾高忠明です(その時はN響?'75年?ってことは当時彼はまだ20代か)。

3月25日(金) ミューザ川崎
 尾高忠明&音楽大学フェスティバルオーケストラ チャイコフスキー Sym5番、ショスタコーヴィチ Sym5番
 前半チャイコはHr5,Tp3,Tb3、木管は倍管、弦はそこそこ鳴れど、やや揃いとキレ悪し、ブラスはほどほど、Hrソロは色気無いながら暖かな音でなかなか、Flトップが存在感。
 後半ショスタコはコンミスからコンマスに交替、管楽器は全員入れ替え(!)、Hr5,Tp4,Tb3、弦は前半よりキレがよくなった印象、第1楽章再現部のHrソロはその前の部分で休憩した割には苦しげ、第2楽章コーダに入る部分のティンパニが激烈、第3楽章は一所懸命な弦の弾きっぷりが印象的、終楽章は前半、コーダ共にテンポは中庸、女性Tpトップはやや非力感あれど、ラストのハイCはアシと共にバッチリ、とは言えブラス全体の迫力はぼちぼち程度、終演後に尾高氏の口上はあれどアンコールは無し。

 中学生の頃、TDKのテープ(D)で繰り返し聴いた演奏を半分思い出しました。

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