みなとみらいでアマオケのショスタコ7番を泣く泣く中座し、みなとみらい線で渋谷へ、30分ほどで着くのはいいんですが、駅からオーチャードまでが人混みのためなかなか速く移動出来ません(涙)。
3時35分過ぎにオーチャード着、予定通り前半の武満「ノスタルジア」終了後の休憩中、その後数分で休憩が終わったので、ショスタコの第2楽章を聴いていたら間に合わなかったタイミング。
3月26日(土) オーチャードホール
山田和樹&日フィル マーラー Sym6番
チェレスタ2台、Hr9,Tp6,Tb4、ただ4番Tbは何故かTubaの右隣(出番のある終楽章にはちゃっかりTbの並び、Tuba左に移動してました)、ハンマーは2度、オーチャードの広い舞台を活かし、オケの後ろに3×5m程度の白木の平台を置き、その上にやはり白木の大きな机に叩き板とハンマー、第1楽章は速め、アルマ主題も粘らず、推進力重視か、ただ中盤緩徐部のみ遅め、第2楽章は冒頭ティンパニの強打が印象的、ただその後は激しくも無く、かと言って軽妙でも無く、やや中途半端な印象、第2楽章後に音合わせ(だったかなぁ?)、第3楽章がアンダンテ、ここは遅めで情感豊かな表現、ながらそのテンポに合った細部の作り込みが不足している感、それでも各所で美しい響き、ただ(席位置(3階右後方)のせいかも)Vnはよく伸びていた半面、中低弦が厚み不足、終楽章も遅めベースで第1主題提示部や2回目ハンマー前などかなりの遅さ、そのハンマーの前後はなかなかの迫力、要所のカウベルと終盤のシンバルの花は3名、2度のハンマーで死にかけてから復活し盛り上がる辺りでのティンパニの強打が激烈、Hrはソロがなかなかで全体でもいい鳴り、Tpトップは目立ちすぎる位の吹きっぷりで素敵、Tb全体でもなかなか、Tpトップオッタビアーノは上手ながら相変わらずやや雑、最後の1音が消えた後、10数秒の黙祷。
前回の5番第4楽章といい、今回の第3楽章といい、解釈は面白いのに(リハ不足なのか)それを十全に音化するまでにはオケをコントロールし切れていないのが残念。
終楽章コーダではかなりギリギリまでティンパニがロールしてること、今まで認識してませんでした。
そこからキタエンコ&東響のショスタコを聴くべくサントリー、が当初予定だったんですが、気になる舞台のチケットが安く回ってきたため、キタエンコは明日のミューザにして、この後は三茶へ、それはまた、次の記事で。
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