2016年3月10日木曜日

佐渡&東フィルのラフマニノフ

 終日の曇り、零度まで冷え込まない代わり10度にも届かず、やや寒々。

 先月のチョン&東フィル5番のチケットを交換してくれた知人から連絡あり、今月の定期も行けなくなり恵んでくれるとのこと、聴きたかった公演だけに2つ返事で参戦決定、東京駅でチケット受領。

 オペラシティはほぼ満席、席位置は先月の定期と同じ3階Lの舞台脇、よってHrやVnは視界の外で、それらの音もマスク気味です。

3月10日(木) オペラシティ
 佐渡裕&東フィル ラフマニノフ 交響的舞曲、Sym2番
前後半ともHr5(たぶん),Tp3,Tb3、前半シンフォニック・ダンスは3公演あるうち本日のみのプロ、だったせいかいま一つ揃いの悪い部分があってキレとリズム感が少し悪い印象、Saxは専業、第2楽章では棒使わず、終楽章では緩徐部が雰囲気たっぷりだった反面、ラストの激しさはぼちぼち。後半2番になるとオケの精度は上がりましたが、それでも速い楽想でのキレは今一つ、その意味では棒を置いた第3楽章が本日の白眉か、濃いめの表情で、Hrソロも美しく、アングレに存在感あり、頂点部に向けて強めに加速したのが印象的、全体にブラスの鳴りはほどほどながら、終楽章クライマックスは分厚いサウンド。

 中央線内の予報では夜半から雪、とありましたが、地元に帰り着いた深夜12時前、まだその兆しは無し。

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