2016年3月3日木曜日

第5作にして最強の敵 - キャロル・オコンネル「魔術師の夜」

 葛飾は柴又界隈で予選負けした後 昼には職場復帰、夜また東京に出て夜行バスでスポット帰省。

 往路では3-4年振りに通路側席、遂に連敗脱出! ま、理由はあるのですが(終点が福井のバス利用)。

 ともあれ、足掛け3-4年、ここ2年は年20回帰省してるので年間バス利用は40回程度、2-30連敗辺りで数えるのが嫌になった上、席指定できるバスを使用することが増えたため不明ですが、50連敗位はした感じ。

 3日はひな祭り、石川は晴れ時々曇り、最高13度弱とぼちぼち陽気でしたが、茨城は冬晴れで最低マイナス2.5度、最高17.5度と日較差20度に達したらしい。

 本日はそんな帰省の旅に読んだ本、昨秋の課題図書マロリー・シリーズ、第4作「天使の帰郷」でひと区切りを迎えて中断してたんですが、100円棚で集めたものがまた少し溜まったのでまとめて読むことに。

 まずは第5作、トータル640頁程度の量が上下2分冊とはやや解せないところ、文庫に1000円以上の値を付けたりするなど、創元が変になっていった時期か?

魔術師の夜 キャロル・オコンネル
 イリュージョンの最中に起きた死亡事故をマロリーは殺人と判断、それが第2次大戦中の犯罪と深く関わっていることを暴きます。関係者は第1、2作から名前の挙がっていたマジシャン達ゆえ一筋縄ではゆかず、過去最強の敵としてマロリーを煙に巻き、打ちのめします。

 個人的に何よりのサプライズは第4作で狭まった筈のチャールズとマロリーの距離があっさり(笑)リセットされていたこと。

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