昨夜のしし座流星群、予報通り夜半に雲は晴れ、冷え込みも無く観測にはいいコンディションだったんですが、自室はここ数日は16-7度と寒々として、布団から外に出る気力が湧かず、スルーしてしまいました。
よって朝の最低は8度弱と高め、よく晴れた日中は16度台と平年やや高め、早起きして東京に出て午前中は教え子の応援、最寄り駅からコートへの道すがら、サルビア・ガラニチカがまだ深紫の花を風になびかせていました。
風が強く、日陰で観戦していると裸足に半ズボンでは少し寒く、何よりほぼ全敗した(涙)せいですっかり凍えてしまいました。
昼過ぎには応援を抜けてサントリーへ、お目当ては大好物の家庭交響曲、ほぼ同じ時間帯のゲルギエフ&マリンスキー管「幻想」も購入してあったのですが、家庭Symはローマの松と並び、大好きなマーラーより優先度の高い数少ない曲ゆえ、泣く泣くゲルギーは諦めてこっちに参戦。
しかも同曲は演奏機会が少ないためチャンスは逃せません。とは言え、2009年は当たり年で5度聴ける僥倖に恵まれ、今年も3度聴ける幸せ、先日のワセオケに続いて今季2度目です。
11月18日(日) サントリーホール
飯森範親指揮東響 マーラー 若き日の歌より、R.シュトラウス 家庭Sym
前半はマーラー若書きの歌曲を1986年マーラーフェストに際し委嘱されてベリオが編曲したものから5曲、オケはほぼ2管編成でバリトンソロはロディオン・ポゴソフ、第1曲がまんまSym3番第3楽章でビックリ!それが20分程度で終わった後、オケが大編成となり、飯森が30分に亘り家庭Symの解説を実演付きで、ただ説明し辛い夜7時ー朝7時の"大人の時間"の箇所だけすっ飛ばしてました(笑)。
そして後半お目当てのR.シュトラウス、父・母の動機を対比すべく弦の配置をいつもと変えVnとチェロを対向させたとのこと、テンポは標準的で表情もすっきり系、弦はほどほどに伸び、木管もまずまず、Tpは1stがやや大人しめだった代わり3rdがやや奔放でいい感じ、9本揃えたHrがなかなかの鳴りでしたが、ブラス全体ではバランス重視で全開にはならないのが少し物足りませんでしたが、トータルではまとまった演奏の感、ラストの音響もまずまずでした。
秋山&読響、プレヴィン&N響、 ボージチ&都響、ワセオケなど、近年よく割愛される4本のSaxがちゃんといて嬉しかったです。
明日はMTT&サンフランシスコ響の第1弾、マーラー5番です!
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