朝は連日の0度台、日中は14度弱と平年やや低め、外は冬晴れ、昨日長袖を着た勢いそのままに、今日は長袖&長ズボンと一気に衣替えしてみました。
自宅でコタツを点灯出来ず部屋で凍えているせいで軟弱にも衣替えしてしまいましたが、構内の紫ムクゲは力強く、大半の葉っぱがもう散ってるのにまだ二輪花を付けてます、一方サザンカは例年より出足が遅いみたいで、まだチラホラ程度。
お昼休み、シュトゥットガルト放響の発売が先週末とっくに始まっていたことに気付いて動揺、なのにまだ最安席が残っていて嬉しい驚き、早速幻想の日をGET、聞いたことのない指揮者(ドゥネーヴ)なのが幸いしたか。
夜は4連戦の最終日にして家庭交響曲ウィークの最終日、デ・ワールト&N響です。
11月21日(水) サントリーホール
エド・デ・ワールト指揮N響 メンデルスゾーン フィンガルの洞窟、ブルッフ VnC1番、R.シュトラウス 家庭Sym
冒頭はメンデルスゾーン、ロイヤルフィルから来たゲストコンマスに率いられた通常配置の弦セクション、昨日のサンフランシスコ響と比べると速いパッセージでのシャープさは落ちる反面、全体に厚みがあります。続いてはブルッフ、この曲でアルプスSymや薔薇の騎士などR.シュトラウスの予告をするプログラミングか(な訳無いか)、ソリストはデカい!のが第1印象のジャニーヌ・ヤンセン、素直で伸びる音色と弾いてない時の立ち姿がサマになっているのが印象的、アンコールは無し。
後半はお目当てドメスチカ、Sax群はやはり割愛(残念)、デ・ワールトは標準的テンポ、時に歌わせつつも基本はいじらず端整に進行、ただ"大人の時間"では先日の飯森&東響に比べると濃厚な表現、クライマックスに向かってどんどん開放的になり、長大なコーダに入る前の頂点後半からテンポも加速、最後は速めのテンポでやや煽り気味に一気に走り抜けました。オケは低弦が別格の厚み、木管群は先日の東響の方が繊細で情感豊かだった気はしますが、解釈の違いもあってオケの鳴りはN響が上、ドイツ風末広がりの吹き方のTpトップや8本のHrを筆頭にブラスの鳴りもよく、ティンパニのキップのよい打ち込みもあり、なかなか豪壮なフィナーレでした。
国内オケの同曲では最も壮麗な響きだった気がします、とは言え、N響ならこの位はやるでしょう、というレベルとも言え、デ・ワールトは6月のロイヤルフランダースフィルとのマーラー(5番、1番)と併せ、"馬なり"の指揮者だなあ、という印象です。
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