今サントリー前アークビル1階ロビー、スタバが無線LANサービス始めたようで喜ばしい限り、これからブロムシュテット&バンベルク響のブルックナー4番、記事のみにて。
<続き>
朝から雨、そのせいで冷え込み無く最低12度台と約10日振りに10度以上、朝出る時に10度以上あると暖かく感じる身体になりつつあります。
実家から届いた柿は2日目(収穫の翌々日)にしてかなり柔らかくなり、自分の嗜好から離れつつあります。
日中は上がらず最高16度、夕方には曇りに転じ、傘が要らない状態でコンサートへ、ブロムシュテットお得意のブルックナー、そしてバンベルク響を聴くのは6年前にノットでマーラー5番を聴いて以来2度目です。
11月6日(火) サントリーホール
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団 モーツァルト PC17番、ブルックナー Sym4番
まずブロムシュテット、85歳の割には足取りが軽やか!オケは対向配置でチェロと弦バスは左側、前半のモーツァルト、第2楽章での繊細な表現が印象的だったソリストのピョートル・アンデルシェフスキはアンコールにバッハを。後半ブルックナーではいきなりHrソロが武骨な感じの入り、全体でも武骨な感じの音作りでテンポもやや速めか、弦はボリュームほどほどながら第2楽章などビロードの肌触りの音色、あとボウイングが時折個性的で終楽章中盤の聴かせ所(金管コラールの後に同じフレーズを繰り返す箇所)では全部ダウンでゴツゴツやってたのが印象的。木管はそれなりに個性を主張しつつも音色は常に周りの弦管と調和し、ブラスは弦を掻き消す一歩手前の吹きっぷりながらTpを筆頭にビャーッという典型的なドイツ風の響きで音量以上の力感あり、ティンパニの小気味のよい叩きっぷりと併せ、どの楽章でも充実したサウンド、特に第2楽章での壮麗に鳴らす表現が印象に残りました。同曲では過去No.1の演奏だった気がします、ってたった4-5回しか聴いてないけど(笑)。
会場で会った知人は「よかったけどエッシェンバッハ&VPOには及ばない」、連れのブルックナー通は「ハース版も部分的に取り入れていた」との弁。
ノットの振った時と比べてオケのサウンドがより均質で密度の高いものに感じました。ゲヴァントハウス管との7番の時にも感じましたが、ブロムシュテットはオケ本来の響きを引き出すタイプの指揮者という気がします。
帰りの銀座線で空調の冷風を感じてまず動揺、続いて八重洲からの高速バス車中で冷房の風が降ってきて発狂しそうになりました。
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