2012年11月24日土曜日

北原幸男&武蔵野音大管のショスタコーヴィチ5番

 寒かった昨日、外出して足先がしびれた状態が毛布にくるまっても消えず、段ボールの山が片付いていない手狭スペースで今季初のコタツ点灯を断行。

 それで人心地ついたせいか12時頃沈没、空耳アワーとヨシヒコを逃す羽目に(涙)、キョンシーガールの頃には意識回復すれど「空耳全部録ってDVDに残す」プロジェクトの頓挫がショックでまたふて寝、朝起きたら思いっきり風邪をひいてました。

 そのせいで微熱があり頭痛がするため、今季初めて防寒着にダウンを着用、早起きしてまずは教え子の団体戦の応援へ、会場の上武大は驚異的に遠く、熊谷より籠原より向こうの本庄って駅から更にローカルバス(涙)。

 バスでしばらく意識を失っている間に目的の停留所「上武大入口」を見落としたのにも気付かず、東京福祉大を過ぎ(大学だけど違う、ってかここ東京じゃないし!)、「いつ着くの?」と思っていると終点の伊勢崎!ここ何県? 群馬、栃木?

 同じ路線を逆向きに戻り、予定より1時間半遅れで「上武大入口」下車、ところが周囲に大学は影も形も無し(涙)、公民館っぽいところで道を教わり、かなり歩いてやっとコート到着、午後はコンサートがあるため30分程しか応援出来ず、てくてくバス停に戻ると乗る予定だったバスが目の前を発車!

 田舎路線ゆえ次のバスは30分後、これじゃコンサートに間に合いません、かといってタクシーが通る訳もなく、2-3kmならいける、と歩くことに、500m程して交番発見、駅までの距離を訊くと「4-5km」との答え、諦めてタクシーを呼んでもらってぎりぎりコンサートには間に合いました。

 この日は朝3度弱、そこそこ晴れたけれど風のあった日中は11度台とやや寒め、頭痛と熱でぼーっとしながら、群馬を彷徨うのはシンドかったです。

 長旅を終えて聴いたのは音楽大学オーケストラフェスティバルの初日、複数の音大のメインプロを一挙に聴けるお買い得企画、しかも今日は3大学!3時間超覚悟です。

11月24日(土) 芸術劇場
 北原幸男指揮武蔵野音大管弦楽団 ショスタコーヴィチ Sym5番
各ステージ冒頭には音大学生の手になるファンファーレが奏されます。まずは昭和音大によるファンファーレ、Tp,Tb各4本によるオーソドックスなものでした。続いて入場した武蔵野音大管はチューバが女性、と言うかTpとTbを含めても男は1stTb1人だけ、指揮はショスタコ5番を得意とする北原幸男、粘ったりタメたりせず、メリハリくっきりのシンフォニックな音作り、ブラスがまずまず鳴った第1楽章頂点では(4+1アシだったせいか)Hrトップはソロに備えてしっかり休憩、第2楽章冒頭の低弦はごりごりと迫力あり、棒を置いた第3楽章もすっきり系、TpとTbの吹きっぷりが豪快だった終楽章冒頭、かなり遅めに始まってすぐ加速するパターン、やや遅めだったコーダは、Tpも頑張ってまずまずの大団円でした。

 続いては昭和音大、それは次の記事で。

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