2013年2月20日水曜日

直球変化球いろいろ初期短編集 - 東野圭吾「犯人のいない殺人の夜」

 低気圧が東の海上に去り、典型的な冬型による晴天、朝はマイナス3.7度とそこそこ冷え込み、日中は最高10度弱とほぼ平年、日曜の体重増加分は2日で挽回に成功。

 昼休みの同僚との週一テニスから部屋に戻るとクシャミ1発、目に痒み、地味ながら花粉症じんわり。

 ミステリーオタクゆえ、それなりに世評ある作品のドラマ化は原作が未読だと視聴出来ず、かといってそのドラマの出来がいいかも、と思うとスルーも出来ず、勢い録り溜めする羽目に。

 しかもそんな作品が複数あったりすると溜まる一方、例えば今クールでは「ビブリア古書堂」「夜行観覧車」がそう。

 前々クールでは「浪花少年探偵団」「東野圭吾ミステリーズ」がそうだったんですが、後者は短編集「犯人のいない殺人の夜」がベースと聞いており、これは古いから100円棚にあるのでは、と探しつつもなかなか見つからず、先日やっと発見、即購入&読了しました。

犯人のいない殺人の夜 東野圭吾
 初期短編(初出は全て1980年代)が7編、ストレートなものから凝ったものまで色々、表題作が抜群にトリッキーで印象的(再読するとややあざと過ぎる感あり)、しかもこれのみ初出が「EQ」、つまり雑誌掲載時に読んでる筈なのに全く覚えていない自分にも驚き。あとは軽くヒネリのある「小さな故意の物語」「さよならコーチ」あたり。

 これでドラマ版を観られます。(←でも実際にはドラマの原作は3つの短編集から採られており、本作は半分程度でした。)

0 件のコメント:

コメントを投稿