2013年2月9日土曜日

ロシア語名珍曲オケ初体験 - 渡辺新&オーケストラ・ナデージダ、ラーション2番など

 冬晴れ、朝の冷え込みはマイナス2度強とやや甘めかほぼ平年、日中は余り上がらず9度弱とやや低め、昨日同様風も強く寒さは続きます。

 早起きして東京に出て、午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日パターン、それに加えて夜にもう1つアマオケ、と盛り沢山でした。

 震災時に曲がった天辺のアンテナがいつの間にか新しくなっていた東京タワー、そのふもとでテニスした後、練馬に移動して聴いたのは初めて参戦するオケで、この10年程どんどん出来たロシア語名を関する団体の1つ、そのコンセプトはロシア・北欧の知られざる名曲の発掘とのこと。

 その余りにマニアックな選曲のためこれまで縁が無かったのですが、今回は夜の予定まで午後たっぷり暇になり初挑戦となった次第、メインは聴いたこともないスウェーデン20世紀の作曲家、ラーション(1908-1986)の交響曲第2番です。

2月19日(土) 練馬文化センター
 渡辺新指揮オーケストラ・ナデージダ R=コルサコフ "プスコフの娘"序曲、ガルータ Pf協、ラーション Sym2番
 最初はR=コルサコフの未知の曲、まずステージを見て仰天、何と3rdTpにあのトカレフさん(旧レニングラードフィル元首席)が! ただ彼は控えめな吹きっぷり(そりゃそうでしょう、とその時は思った…)、一方1st、2ndはしっかり吹いてTbと併せブラスはなかなかの迫力、続いてガルータ(1902-1977)なるラトヴィアの作曲家の協奏曲、2管編成でトカレフさんは退場、ソリストはこのオケと共演が多いらしい石岡千弘さん、作曲年代の割にロマンティックな曲想でした。後半のラーションは3管位の編成(←2日経ったら忘れました)、3楽章形式で曲調はシベリウスをチャイコフスキー寄りにやや古くしてニールセンっぽい響きを加えた感じ、そしてトカレフさん再登場、と言うかトップに座ってガンガン吹いてます!(終楽章にはピッコロまで使用)そのTp中心にブラスが鳴っての大団円、そしてアンコールはグラズノフのしみじみ盛り上がる曲でした。

 その後サントリーへ移動してアマオケ夜の部へ、ただ明日もサロネン&フィルハーモニアとネゼ=セガン&ロッテルダムフィルのハシゴ、しかも芸劇からサントリーへと今日より時間的余裕の無い移動、その準備を兼ね、池袋から有楽町線で飯田橋→南北線に乗り換えて六本木一丁目、というルートを予行演習、乗り換えの位置などをチェックしました。

 でサントリーで聴いたのはコバケン振る幻想、ですがこの感想は次の記事で。

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