2013年4月19日金曜日

インキネン&日フィルの一筆書きシベリウス2番、4番

 何とか3タテは免れました、これで5割復帰!

 ほぼ終日の曇り、「数年に1度レベルの寒気到来!」と予報ですが深夜零時に18度もあったせいか、朝の最低10度弱は高め、午後は15-6度と低めながら寒い、って程でもなし、ただ夜になって10度を割り降下中。

 夜は東京に出てコンサート、インキネン&日フィルのシベリウスチクルス第2夜に急遽参戦です。

 このチクルス、シベリウス初級者の自分には4、6、7番は難しいため、「聴くなら5番の日」と思ってたんですが予算の2000円内では入手叶わず(当日現地まで行ったのに…)参戦を諦めてました。

 ただ今週のマゼール&ミュンヘンフィルが余りにチケット代高くヤフオク連敗中、結局安価入手の見込み無くフラストレーションが溜まっており、その代償行為として2番の日を直前に安価入手して参戦した次第。

 このコンビはマーラーを1番3番5番と3度聴いて余りピンと来てませんが、シベリウスならまた違うでしょう。

4月19日(金) サントリーホール
 ピエタリ・インキネン指揮日フィル シベリウス Sym4番、Sym2番
前半は4番、実演は10年以上前のヴァンスカ&ラハティ響のチクルス以来2度目、なので基準が自分の中にありませんが、インキネンは余りいじらずストレートな表現だった感じ、弦の清冽な響きとよくコントロールされたHrの弱音ゲシュトップが印象的。
 Tp,Tbが1本ずつ増えた後半の2番、最初の3つの楽章は悠々テンポで第3楽章急速部でもじっくり音が粒立つサウンド、緩急の差を強調したり粘ったりすること無く一筆書きの如き表現、時にHrを強調した部分にやや個性、終楽章は逆にやや速めでぐいぐい進行、全体に弦の鳴りよく、最後のコラールはブラスもしっかり鳴っての大団円、ラスト1音の弦が微妙に残る音の切り方も鮮やか。そして拍手に応えてアンコール!「悲しきワルツ」をこれまた他の北欧系指揮者に比べると穏当な味付けでしみじみと。

 会場は6割程度の入り、最もポピュラーな2番がメインでこれだと、3,6,7番の次回の集客はかなり苦しいのでは。

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